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【イベントレポート】初開催!日本M&AセンターDX社内コンテスト

【イベントレポート】初開催!日本M&AセンターDX社内コンテスト

決勝に出場した日本M&Aセンター社員

データ活用による業務改善の取り組みとその成果を発表する「日本M&AセンターグループSalesforce CUP」が2023年5月10日に初めて開催されました。ハイレベルな予選を勝ち抜いた5名が各部署の事例を熱くプレゼンし、優勝にはM&Aのマッチング業務 の効率化をテーマに発表したマッチング推進課 石井めぐみさんが選ばれました。本コラムでは大会の模様を紹介します。

積極的なDX推進で社員の意識を改革

日本M&Aセンターでは2021年より、Salesforceを活用した業務のDX化と社員のリスキリングを目的に、独自のSalesforce社内資格制度の運用を開始。現在では社内資格制度の初級(MDA=Management Data Analyst)コース、上級(MDD=Management Data Designer)コースを社員の4分の1が履修し、各部署で主体的な業務改善が進んでいます。

今回のイベントは、各部署での活用事例を全社に向けて発信することで、さらなるDX促進を図る目的で初めて企画、開催されました。予選には24名がエントリーし、5名が決勝に出場。審査は生産性向上、業務効率化、イノベーション、チームワークの4つの観点から、セールスフォース・ジャパン役員、日本M&Aセンター役員、オンライン視聴した社員約300名により行われました。

関連記事:優勝者はサンフランシスコへ!社員がデータ活用の成果を競う日本M&AセンターDX社内コンテスト開催

優勝はM&Aのマッチング業務のプロセス効率化をテーマに発表

優勝の日本M&Aセンターマッチング推進課 石井めぐみ、同社代表取締役社長 三宅卓

優勝した石井さんが所属する日本M&Aセンター マッチング推進課は、M&Aにおいて「最大の肝」とされる企業同士のマッチングの促進を担う部門で、社内に600名超いるM&Aコンサルタント向けに「マッチング大会」の企画や「デジタルマッチングシステム」の開発などを担当しています。

今回の発表は「M&Aのリードタイムを大幅短縮!年間10,000 時間のムダを削減したマッチング推進課のDX」と題して、マッチング推進課のミッションの実現と、部内業務の効率化の2つの観点を踏まえながら、業務の「無駄」を分析したうえでSalesforceを活用した具体的な改善活動について発表しました。

発表を終えて石井さんは「マッチングにおける改善内容や成果を理解いただくため、普段はマッチングに関わらない(営業以外の部署)の方でも仕組みなどをある程度理解していただける構成を意識した」とし、「せっかく出場するなら優勝したいと思っていたので素直にうれしい」と喜びの笑顔を見せました。また、今回の大会出場を機に自身のこれまでの取り組みを振り返るきっかけにもなり「周りの人と協力することでイノベーションが起こせた」と改めて感謝の気持ちを述べました。

石井さんは優勝の副賞として、2023年秋にサンフランシスコで開催されるSalesforce社主催イベント「Dreamforce」への参加権を手にしました。

激戦を勝ち抜いたファイナリストによる熱いプレゼンテーション

僅差で優勝を逃した4名も、それぞれの部署のミッションを実現するための改善活動をテーマに熱いプレゼンテーションを披露しました。

<発表者とテーマは以下の通り>

2位
経営企画課 横山逸郎さん
「昨対比125%!過去最高の受託数を支えた地銀ネットワークのSalesforce活用術」

3位
金融提携事業部 村上侑佳里さん
「営業現場必見!全員がSalesforceを最大限に使いこなすチームの作り方」

ISR部 村山晴香さん
「1日の架電数がなんと3.5倍!70件コールを達成したインサイドセールスのDX」

経理課 高橋さん
「8年越しの課題を実現!社内資格を取りながら走った超過酷なシステム大改革」

日本M&Aセンターでは今後も、社員の主体的な業務改善活動を推進し、より一層M&Aを通じた企業の存続と発展に貢献してまいります。

M&Aマガジンより転載【イベントレポート】初開催!日本M&AセンターDX社内コンテスト