• People
  • 【新人賞】「新人賞が取れなければ退職」宣言!強烈な営業マインドと圧倒的な行動力・藤原 佑介さん

【新人賞】「新人賞が取れなければ退職」宣言!強烈な営業マインドと圧倒的な行動力・藤原 佑介さん

【新人賞】「新人賞が取れなければ退職」宣言!強烈な営業マインドと圧倒的な行動力・藤原 佑介さん

人材サービス会社を経て、2024年4月に日本M&Aセンターに入社した東日本事業法人6部 藤原 佑介さん。入社1年目となる2024年度においては「新人賞」「ベスト2in1賞」(新入社員と先輩社員が2人1組となる「2in1制度」で顕著な実績を残したペアに贈られる賞)を受賞しました。藤原さんに入社経緯や新人賞を受賞できた理由を聞きました。


より高い営業スキルを求め猛アプローチしたM&A業界

―入社経緯について教えてください。

2017年に新卒で、中小企業に対してアルバイトおよび正社員採用向けの求人媒体の受注を行うディップに入社し、都内を中心に営業活動を行っていました。入社当時、約1,500名いる営業担当の中でほとんどビリだった営業成績も、先輩方のご指導のおかげで7年である程度の成果を残すことができ、次第にもっと営業スキルに磨きをかけたいと思うようになりました。求人媒体という一つの手法だけでなく、より幅を広げた提案ができるようになりたいという思いもあり、30歳になるタイミングで転職を決意しました。人材紹介会社の担当者から「M&A業界の営業職が一番難しい」と聞いたことをきっかけに、自身の力を最大限伸ばせる環境があるM&A業界に転職しようと決めました。その中でも業界最大手の日本M&Aセンターが最も成長できると感じ、猛アプローチをしました。

―猛アプローチとは具体的にどのようなことをされたんですか。

採用イベントでお会いした人材戦略部部長の中村 健太さんに、採用イベントのお礼や前職での営業成績達成の報告など、ことあるごとに連絡をしました。初めてお会いしてから入社が決まるまで合計12通のメールを送りました。返信があったのはそのうち3回ほどですが‥(笑)。入社後に聞いた話ですが、選考者に面白い人がいると社内で話題になっていたようです。

―転職活動中、役に立ったものはありますか。

M&Aの勉強をする中で見た梅津 孝夫さんと田中 徹也さんのYouTube動画は強く印象に残っています。梅津さんの動画では「法人営業道」のかっこよさに魅了され、田中さんの動画では入社後の働き方について具体的なイメージが湧きました。最初の部署の会議後に梅津チャネル部長に「私はいつか田中 徹也さん超える存在になります!」と宣言したのを覚えています。

退職を覚悟して臨んだ新人賞

―入社して1年目で、2024年度新人賞を受賞されましたね。

入社するのであれば一番を目指したいと思い、入社当時から部長をはじめ様々な方々に「新人賞を取ります!」と宣言しました。グループリーダーには「新人賞が取れなかったら退職します」と伝えていたので、正直今はほっとしています(笑)。

―新人賞が取れなかったら本当に退職しようと思っていたんですか?

はい。グループリーダーの西田 一喬さんから「取りたい気持ちだけじゃ取れないぞ。そんなに甘くない」という話をされました。西田さんの前年の部下は新人賞を受賞していて「絶対取らせるから死に物狂いでやってくれ」と言っていただきました。それに応えるために本気で向き合いたくて決意したのが、“新人賞が取れなかったら退職する”というものでした。

社内表彰式で新人賞を受賞しスピーチする藤原 佑介さん

西田さんは、休日にアポイントが入ったり、資料作成が夜遅くまでかかったりしても嫌な顔一つせず付き合ってくださいました。西田さんにも家庭や仕事があるはずなのに、「忙しい」とは絶対に言わない方で、多くのことを教わりました。西田さん愛を話すと止まらなくなっちゃいます(笑)。

―新人賞を獲得できた要因をどのように分析されていますか

一番の要因は、「素直な心」を持っていたことだと思います。恥ずかしながら、日本M&Aセンターに入社するまで財務諸表は数えるほどしか見たことがありませんでした。先輩方のアドバイスを“まずはやってみる”精神で受け止め、いつもすぐに行動に移すようにしました。アドバイスは必ず手書きでノートにまとめ、いつでも見返せる状態にしています。また、同行依頼は遠慮せず何度も行い、アポイントが取得できた際には、「熱いアポイントが取れました。ご同行お願いします。」とお願いをします。それが良い成果につながったのだと考えています。

ペアの先輩と手をつないで授賞式の舞台に

―藤原さんは吉村さんと「ベスト2in1賞」も受賞されましたね。

新入社員と先輩社員が2人1組となる「2in1制度」でペアの吉村 拓馬さんに半年間徹底的に基礎を教えていただきました。大好きな吉村さんと共に受賞でき嬉しかったです。表彰式で吉村さんと手を繋いで登壇したことは、一生忘れられない思い出です(笑)。1年間横の席に座らせていただき、何かあるたびに質問をしました。普段は優しいのですが、駄目なところははっきりと駄目と言ってくださる面倒見の良い先輩です。

手をつないで登壇する藤原 佑介さん(写真左)と吉村 拓馬さん(写真右)

―挫折や大変だった時期はありましたか

入社後の3カ月はとくに大変でした。今でも忘れられないのは、私が譲渡企業と譲受け企業の間で伝書鳩のようになってしまい、本来進むはずだった契約が破談になってしまったときのことです。その際、譲渡オーナーから「藤原さんがコンサルタントとしての役割を果たしていない。仮に契約が進んだとしても、報酬相当額を払う価値はない」と言われました。すごくショックで、自分の不甲斐なさに悔しい思いをしました。そこからは、先回りして物事を考える癖をつけるなど、コンサルタントとしての役割を果たせるよう常に意識しています。大きな挫折であり、自分を変えさせてくれた経験でもありました。

―M&Aコンサルタントとして、自身が成長できていると感じる部分はありますか。

人間力、営業力、交渉力など、全ての分野において成長できていると思います。入社当初は経営者の方との面談も怖くてしょうがなかったです。しかし最近はパートナーとして接していただくことが多く、こちらから提供する情報についても、「確かに藤原さんの言う通りだわ」とご納得いただくことも増え、会話も弾むようになりました。

―藤原さんのモチベーションはなんですか。

一番は家族です。大好きな妻が、転職時「本当に行きたい道に行っておいで」と背中を押してくれました。出社すれば、右を見ても左を見ても素晴らしいマインドを持ち尊敬できる先輩方がたくさんいて大変刺激的な環境なので、いつか超えられる存在になりたいとモチベーションを上げています。

―今後の目標、挑戦したいことを教えてください。

今年度は2年連続新人賞受賞、3年目はMVP受賞を目指します。


プロフィール
日本M&Aセンター 東日本事業法人6部
藤原 佑介(ふじわら・ゆうすけ)
1994年生まれ、静岡県出身。
2017年に新卒で、中小企業に対してアルバイトおよび正社員採用向けの求人媒体の受注を行うディップに入社し営業に従事。2024年4月に日本M&Aセンター入社。
譲受け企業を担当。2024年度新人賞(中途1年目部門)受賞。
趣味はアニメ鑑賞。好きな言葉は、「日々継続、有限実行」。