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【復職体験談】保育料補助×短時間勤務×フレックス×ベビーシッターをフル活用!ISR部 小澤 麻衣さん

【復職体験談】保育料補助×短時間勤務×フレックス×ベビーシッターをフル活用!ISR部 小澤 麻衣さん

2023年11月に第一子を出産し、2024年8月に復職したISR部 小澤 麻衣さん。現在は、日本M&Aセンターの制度である0歳児保育料補助(※トライアル運用中)、短時間勤務制度、フレックスタイム制、ベビーシッター利用補助を活用し、自分らしい働き方を模索しているそうです。今回は復職4カ月目を迎えた小澤さんに、産休・育休からの復職体験談を伺いました。


会社の制度を活用してちょうどいいタイミングで復職できた

―娘さんが1歳になる前に復職されたとのことですが、今のお気持ちはいかがでしょうか。

産休・育休中に娘と過ごす時間を楽しむ一方で、職場も好きで離れるのがさみしい気持ちがあったので、そのバランスを考えると自分にとってちょうどいいタイミングで復職できたと感じます。復職してから生活リズムが整ってきて、久しぶりに会った友達にも「元気そうだね!」と言われました。

―今はどのような働き方をされていますか。

本来定時は9時から17時半までなのですが、短時間勤務とフレックスタイム制度(コアタイム:10時から15時まで)をかけあわせて8時15分から16時15分までの変則的な勤務をしています。朝は夫が子どもを保育園に送るので、私は8時15分までに出社をし、退勤後は17時前に保育園に迎えに行っています。

―現在トライアル運用中の新制度である保育料補助の利用者第一号だそうですね。

はい。夫が関西に単身赴任をしていたので育休中は私と娘も関西で暮らしていましたが、私の復職にあたって神奈川の実家の近くで娘と二人暮らしをしようと考えていました。ですが、保育料や家賃などを考えると短時間勤務では厳しいのではないかとも感じていて…。そんな時に保育料補助が使えることを人事部より教えてもらい、トライアル運用の第一号として適用していただきました。
結局は、夫の単身赴任が想定よりずいぶん早く終わり関東に戻ってくることになったので一緒に暮らしていますが、家庭の状況が復職するうえでのネックになっていたので、こうした補助があることで選択肢が広がりありがたさを感じました。

日本M&Aセンターでは結婚(5万円)・出産(30万円)の祝い金も充実していて、さらに子どもがいる社員が働くうえでの制度も整ってきています。こうした制度があること自体、応援されている気持ちになり、モチベーションにもつながります。ベビーシッター利用補助に関しても、平日自宅で子どもを見なければならない日があり、2回利用しました。

日本M&Aセンターのこうした制度は、元々は子どもを持つ社員の要望から誕生したことを知り、実現までのスピード感に驚いたと同時に、自分も制度を利用して感じたことや気づきを伝えることが一緒に働く方や会社のためになるかもしれないとも思うようになりました。

働き方の変化にもどかしさも… 周囲の理解に感謝

―復職後、周囲からの理解はいかがでしょうか。

私の所属するISR部は日本M&Aセンターでインサイドセールス領域を一手に担っています。部の社員では私が初めての短時間勤務ですが、部長の竹林 与史江さんをはじめ、皆さんが私の状況や心境をすごく理解してくれ、本当にありがたいです。勤務時間を5分でも過ぎて会社に残っていると、遠くからでも大きな声をかけてくださることもあります(笑)

―ご自身の仕事への向き合い方に変化はありましたか。

妊娠前も妊娠中もそこまで体調が崩れなかったのもあり「力の限り働く」というスタイルで、時には遅い時間になることもありましたが、復職後はそれができないので朝一で優先順位をつけて効率よく仕事をするようにしています。

―もどかしさを感じることはないですか。

復職前と仕事に対する熱量は変わっていないのに、もし娘が熱を出して休むことになったら、期日内に終わらなかったら…、という不安が脳裏をよぎってしまい、率先して自分から仕事に手を上げることが難しいと感じるようになってしまって。周りの人からのフォローが申し訳なくて情けない気持ちになることや、もっとこうしたいのにできないというジレンマも抱えていました。

「もやもや」は周囲と話をすることで乗り越えられた

―どのようにその気持ちと向き合いましたか。

竹林部長からは「“生産性”という観点からよりよい組織づくりに経験を還元してほしい」と言っていただいて、まだできていないことも多いですがこれまで以上に生産性を意識して仕事に取り組むようになりました。リーダー会という組織運営に関する重要な会議にも参加させてもらって、出産前と変わらない役割を期待していただけていることもモチベーションになっています。

また、復職2か月目に取締役の仲川薫さんがランチに誘ってくださって。「制約条件はイノベーションの種になることがある。今しかできないことを楽しんで」とおっしゃっていただいたのが心に残り、大きな励みになったんです。生産性を上げる取り組みをすることも、一歩踏み出してそれを発信していくことも自分が今できることだと気付き、前向きになれました。

もやもやした気持ちを自分だけで抱え込むのではなく、ほかにも社内のいろいろな方とお話しする中で、復職前後でのギャップを乗り越えられたと思います。

―復職後、子どもに対して思うことはありますか。

育休中にできたママ友がまだ復職していなかったり専業主婦だったりするので、日中ずっと一緒にいる姿を見ると、自分で決めたことだけど本当にこれでよかったのかなと落ち込むことは正直あります。ですが、その分休日や帰宅後の時間はたくさん話をしたり、遊んだり、色んなところにお出かけして過ごすように意識しています。

私の母が3人子どもを産んでも変わらず働き続けていたので、私は祖父母の家でご飯を食べることや、学校から直接祖父母の家に行くこともありました。働いて活躍している母が自慢でしたし、大人になった今も母をとても尊敬していて、自分も娘にそう思ってもらえるように頑張ろうという気持ちでいます。

娘に「働くお母さんはかっこいい」と思ってもらえるように

―最後に、今後の目標を教えてください。

今私がこうして自分らしく働けているのは職場の皆さんのおかげなので、一緒に働く皆さんに日々小さな恩返しをしていきたいと思っています。今月から一つのチームを持つことになり、9名のメンバーと働いています。16時15分に帰ってしまうので、ほかのチームよりもやりづらさを感じる部分はあると思うのですが、私がいない時間帯にもしっかり成果を上げてくれています。ほかにも見えないところで気を遣ってもらっていることもたくさんあると思うので、自分がいる時間には「このチームで働くのが楽しい、このチームでよかった」と思ってもらえるような雰囲気づくりに努めたいと思っています。

今後は管理職を目指していて、子どもがいても、制限がある中でもしっかり成果を残していくことで、誰かの目標となるような働きができたらと思います。そして、娘にも「働くお母さんはかっこいい」と思ってもらうのが夢です!


プロフィール 
日本M&Aセンター ISR部
小澤 麻衣(おざわ・まい)
神奈川県出身。2013年、新卒で三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。富裕層向けの営業に従事。
2019年12月に日本M&Aセンターに入社。ISR部にて主に大手金融機関と提携している部署のSVを担当。
2023年10月より産休取得、2023年11月に第一子となる長女を出産し、2024年8月1日より復職。


日本M&Aセンターの育児サポート制度

・フレックスタイム制
従業員が始業・終業時間を自分の都合に合わせて柔軟に設定できる労働制度。コアタイムは10時~15時。

・育児短時間勤務
小学校4年生の始期に達するまでの子を養育する社員が、労働時間を短縮することができる制度。実働6時間から7時間の範囲で選択可能。

ベビーシッター利用補助
会社が提携するベビーシッターサービス提供会社のサービスを利用した際、費用の半額を会社が補助する制度。

・0歳児保育料補助
条件を満たす社員からの申請により、保育料にかかる実費(上限7万円/月)を補助する制度。2024年11月時点、トライアル運用中。

・慶弔見舞金制度
社員、社員の配偶者等が結婚、出産などをした際に慶弔金を支給する制度。結婚時5万円、出産時30万円を支給。