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東北地方の会計事務所とM&Aを学ぶ「M&A CAMP」開催!in宮城県

東北地方の会計事務所とM&Aを学ぶ「M&A CAMP」開催!in宮城県

日本M&Aセンターは、全国1,000を超える会計事務所と連携して事業承継の支援を行っており、2012年10月には、全国の会計事務所と日本M&Aセンターで「日本M&A協会」を設立しています。
今回、東北地方の会計事務所に日本M&Aセンターが主催したM&A勉強会「M&A CAMP」に参加いただき、M&Aの流れや実務面について議論を深めました。

「M&A CAMP」は、会計事務所の先生方にM&Aのディールを疑似体験してもらい、理解を深め、顧問先企業へのM&A提案に活かしていただくことを目的に開催しているイベントです。

3回目を迎えた今回は、宮城県で2日間実施し、東北地方の14の会計事務所から24名に参加いただきました。日本M&Aセンター コンサルタント戦略営業部による講演のほか、よりM&A実務に近い形でのグループワークを実施しました。

■1日目スケジュール

・M&Aの概要について講演
(受託、マッチング、企業評価、デューデリジェンス、トップ面談、意向表明、基本合意、最終契約)

後継者不在などの理由で顕在化している事業承継問題を解決する手段としてM&Aが有効であることなどを解説しました。またフェーズごとの企業評価は、日本M&Aセンターのコーポレートアドバイザーが、M&Aにおける品質やリスク管理の観点から説明しました。

■2日目スケジュール

・出向者の経験談
・M&A実務の追体験ワークショップ

日本M&Aセンターから会計事務所に出向している社員が講演し、会計事務所内でのM&Aの考え方や課題などリアルな経験談を話しました。
ワークショップでは、M&A実行に至るまでのフェーズ(受託折衝やマッチング、トップ面談など)ごとに生じる論点やポイント、解決策についてディスカッションを行いました。

グループワークの様子

会計事務所は、会社のビジネスモデルや財務状況を把握していて、中小企業経営者にとって最大のパートナーともいえます。関係性が深く、事業承継について最も相談しやすい相手である一方で、会計事務所の視点に立ってみると、顧問先についてM&Aの必要性を感じていても、いきなりM&Aを提案するのはハードルが高いと思われがちです。参加いただいた会計事務所の方からは、「M&A CAMP」を通じM&Aを取り巻く環境や実務の流れが体系的に学べたことで、具体的な提案のイメージがわき面談時の引き出しが増えたといった声をいただきました。

日本M&Aセンターは、今後も東北をはじめ全国の会計事務所との連携を強化し、企業の存続と発展に貢献していきます。

日本M&Aセンター 執行役員 会計チャネル部長 上夷聡史のインタビュー記事はこちら👇
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