
2019年に新卒で日本M&Aセンターに入社し、金融法人部に所属する工藤 颯太さん。2024年7月に第一子となる長女が生まれ、日本M&Aセンターの「ベビーシッター利用補助制度」を活用しながら子育てをしているといいます。工藤さんに制度を利用したきっかけや育児への向き合い方を聞きました。
―日本M&Aセンターでは2023年4月から、社員向けのベビーシッター利用にかかる補助制度がスタートしています。工藤さんがこの制度を活用するようになったきっかけを教えてください。
制度については、社内に掲示してあるポスターを見て知りました。当時は子どもがいなかったので軽く読んだだけだったのですが、子どもができてから思い出し、チラシを家に持って帰って妻に見せました。1人目の子どもなので、妻の不安や負担も大きかったと思います。私がサポートできる部分もありますが、そうはいかないときもあるので、他の方の力を借りてできることがあるのなら活用したいと思いました。
妻も初めての出産や日々の抱っこで肩凝りや腰痛が酷くなり、体質改善とリフレッシュに自分の時間が欲しいと思っていたようです。託児所に預けることも検討しましたが、娘はハイハイもやっとな状態だったので、歩き回る子も大勢いる託児所に預けることに不安もあり、一対一で見てもらえるベビーシッターの方が良いと思いました。
―どのようなときに利用していますか。
実際に利用している妻に聞いたのですが、休日はできるだけ家族の時間を過ごすため、平日産後ケアのためのジムやマッサージに行くときに利用しているようです。今は子どもも成長し1歳を過ぎたため、ベビーシッターではなく託児所をよく利用していますが、多いときは週に一度のペースで利用していました。妻は現在育休中ですが、復職した際には、子どもの習い事の送迎などでまたベビーシッターを利用したいと考えています。
―お願いするときに気をつけていることはありますか。
シッターに“期待すること”を決めておくことです。私たちは子どもの知育よりも安全面やシッターの人柄を優先したかったため、資格の有無ではなく、サイトで閲覧できる紹介動画での話し方や口コミを参考にしています。自身の優先順位を決めることで、シッターも選びやすくなります。

―奥様との家事・育児の分担はどのようにされていますか。
明確に分けているわけではありませんが、私が仕事で遅くなってしまう日が多いので、平日は基本的に妻が家事・育児をしてくれています。仕事が早く終わり、18時までに帰れた日には、私が娘をお風呂に入れています。休日は私が好きで娘と日中一緒に遊び、お風呂に入れてます。
―今後、より積極的に育児に取り組みながら、M&Aコンサルタントの仕事をしていくためにはどんな工夫が必要だと思いますか。
M&Aコンサルタントの仕事は忙しく、妻の理解がないと難しいと思っています。妻に仕事や働き方について理解してもらっているおかげで仕事に打ち込むことができているので、感謝の言葉は日頃から伝えるようにしています。
子どもが生まれるまでは、休日も仕事をする日が多かったのですが、子どもが生まれてからは、休日は家族の時間を大切にするようになりました。子どもと触れ合う時間は限られているので、今は基本的に子どもが寝るまでは一緒に過ごし、子どもが寝てから少し作業をしたりしています。平日に仕事を終わらせるように、1つ1つの作業時間を決めており、効率性が上がり、メリハリがつきました。
―工藤さんは昨年に続き今期も早期に目標達成され、2026年1月には優秀者のみに参加資格が与えられる海外研修旅行「Another Sky」(アナザースカイ)にも参加されましたね。
はい。今回が入社して2回目のアナザースカイでした。今回はニューヨークで「プロフェッショナルの在り方」を学ぶ機会となりました。
印象的だったのが、ディールサイズで150億円の案件でも、意向表明から最終合意までに1、2カ月でスピーディーに対応するケースもあるとのことで、日本M&Aセンターのディールサイズであれば今よりもクロージングまでのスケジュールを短縮できるポテンシャルがあると感じました。
また知識・スキーム面では、アーンアウト(買収対価を一括ではなく、買収後の業績目標達成度合いに応じて分割・後払いする契約手法)やセラーノート(売り主が買い主に対し、買収資金の一部を後払いとして支援する仕組み)などのスキーム関連や、WACC(加重平均資本コスト)・CAPM(資本資産価格モデル)などDCF(割引現在価値法)関連の高いバリュエーション知識が前提として求められていました。
日本の中小企業のM&Aでは上記のようなロジック以外にも、感情の機微や想いを汲み取る能力も大事だと感じるため、スピード感や知識力のみならず、感情面も汲み取れるプロフェッショナルなM&Aコンサルタントを目指し、さらに精進しようと思いました。
―お子さんのどういうところがかわいいですか。
簡単な言葉が理解できるようになり、「あれ取ってきて」と言うと持ってきてくれたりするようになりました。言葉は話せないですが、伝わってはいて意思疎通できるのが嬉しく愛おしいです。そしてよく笑う子で、いつもケラケラ笑っている姿がとてもかわいいです。これまでは休日も仕事のことが頭から離れませんでしたが、子どもができてからは、本当にリラックスできる瞬間が増えた気がします。

―会社がベビーシッター利用補助制度を設けていることに関してどう思いますか。
すごくありがたいです。私自身がというよりは、支えてもらっている妻の負担が減るので、家族の理解がより得やすくなりますよね。
―今後の目標を教えてください。
仕事に時間は割いていますが、私は家庭第一に考えていて「家庭のための仕事」という認識です。M&Aコンサルタントの仕事は、お客様の人生の大事な節目に付き添い、お客様のためになっているということが明確な仕事で、仕事自体が楽しく好きでやれています。この仕事を続けていくためにも、妻の負担軽減に会社の制度などを活用しながら、妻の理解を得られているうちは、自分にできることを頑張ります。
娘が成長し今後のことを考えると教育にも費用がかかるので、これまで以上に仕事を頑張らなきゃいけないという思いがあります。現在も娘は水泳や英会話、幼児教室に通っていて、子どもが育っていく環境をしっかり整えたいです。私自身幼少期から環境を与えてもらったことに対する感謝の気持ちが両親にあるので、娘にも同じようにしてあげたいです。
プロフィール
大手金融チャネル 金融法人部
工藤颯太(くどう・そうた)
東京都出身。慶應大学卒。
大学在学中に、ビジネススクールへの通学や公認会計士試験の勉強をしながら、博報堂の新規事業開発・コンサルティング部門で、2年間住み込みでインターン勤務。2019年4月に日本M&Aセンターに入社し、入社後は一貫して金融法人部に在籍。約30件のM&A成約実績。休日は、愛妻と愛娘と愛猫2匹との日常が癒し。




