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【日本DX人材センター】人材紹介を通じ老舗メーカーの社内SEに内定した先輩LXPのキャリアトークセッション

【日本DX人材センター】人材紹介を通じ老舗メーカーの社内SEに内定した先輩LXPのキャリアトークセッション

日本M&AセンターグループでDX人材育成や人材紹介を行う日本DX人材センターは2026年4月16日、LXP(Learning eXperience Partner:人材育成スクール事業の受講生)向けのイベント「LXPのその先へ 先輩LXPが語るキャリアトーク&交流会」をリアルとオンライン配信で開催しました。

3回目となる今回は、先輩LXPとして活躍する傍ら、日本DX人材センターの人材紹介サービスを利用し、社内SEとして老舗メーカーへの内定を得た榮 沙紀(さかえ・さき)さんをお迎えし、キャリアと就職活動について話を聞きました。(聞き手は日本DX人材センター 髙橋真理恵さん)


現場に寄り添い続けてきた、榮さんのキャリアの原点

榮さんは東京都在住、中高生2人を育てるシングルマザーです。家業の経営・業務改善のほか、日本DX人材センターのLXPとして業務委託でのSalesforce構築、中学校のPTA会長として学校現場のデジタル化など多岐にわたる活動をしています。これまで榮さんは仕事と子育てを両立しながら、常に「目の前の現場をより良くしたい」という思いを大切にキャリアを重ねてきました。

先輩LXPとして体験談を語る榮 沙紀さん

榮さんの社会人としてのキャリアは、銀行での勤務からスタートしました。日々の業務の中で「なぜこの作業はこんなに時間がかかるのだろう」「もっと効率的なやり方があるのではないか」と感じる場面が多く、自然と業務改善に目が向くようになったそうです。
その後、結婚・出産を経て、家庭との両立を考えながら短期派遣という働き方を選びました。しかし責任ある仕事に継続して関わることができない状況に、どこかもどかしさを感じていたといいます。

30代後半で正社員として医療機関向け予約システムの立ち上げに初めて関わったことをきっかけに、ITが働き方を変えていく力を持っていることを実感しました。技術の専門家ではないからこそ、現場の声を拾い、関係者の間に立って調整する役割が自然と増えていったといいます。

Salesforceとの出会いとLXPへの挑戦

Salesforceに初めて触れたとき、榮さんは「コードを書かずにここまでできるのか」と衝撃を受けたそうです。「これなら、IT専門職でなくても現場を支えるシステムづくりに関われるかもしれない」と感じたことが、学習を本格化させるきっかけとなりました。

実務経験を積むため、日本DX人材センターのLXPになってからは、座学で学ぶだけでなく、とにかく手を動かすことを大切にしてきたといいます。ユーザー経験がない状態での構築は難しい部分もありましたが、試行錯誤を重ねる中で少しずつ理解が深まっていきました。結果として250件以上の構築をやり切った経験は大きな自信となり、わからないことに直面しても自分で調べ、考え、解決していく力が身についた時間だったと振り返っています。

LXPを始めた頃から将来的にIT業界で働くことは意識していたそうですが、未経験であることに加え「転勤なし」「副業として家業も継続可能」という条件はどうしても譲れないものでした。IT業界の求人といえば開発系が多い中、榮さんが目指していたのは開発者としての立場ではなく、社内アドミン(社内業務のシステム担当者、社内SE)のように現場に寄り添い、システムを一緒に運用していく役割。条件に合う求人は決して多くありませんでしたが、Salesforceや日本DX人材センターのコミュニティイベントへの参加を通じ、モチベーションを保ち続けてきました。その結果、希望条件に合う創業100年を超える老舗メーカーの求人とタイミングよく出会い、内定を得ることができました。

遠回りだと思っていた経験が、LXPを通じて「強み」に変わった

面接に向けて榮さんはAIを利用してこれまでの経験を細かく棚卸し、自身の強みと弱みの分析を行いました。

「これまで自分は『IT未経験』『専門スキルがない』『細切れのキャリア』『家業や子育てにより時間に制約がある』などの点が、長い間『弱み』だと感じていました。しかしLXPでの学習や就職活動を通して、見方を変えることでこれらはすべて強みになると気づきました。IT未経験だからこそ、17年間アナログな現場にいた経験から現場の『使いにくさ』や『痛み』をリアルに理解できます。環境が何度も変わったキャリアは、新しい職場やルールにすぐ順応できる環境適応力につながっていました。そして時間が限られているからこそ、納期マイナス1日ルールなどを徹底し、自然と高いタイムマネジメント力が身につきました。これまで遠回りだと思っていた経験も、すべてが今の自分を支える強みになっていると、今は感じています。」と語る榮さん。

また日本DX人材センターの担当者から模擬面接やフィードバックを受ける中で、一見細切れに見える職歴も「現場の困りごとを理解し、改善してきた」という軸で整理し、自分の言葉で語れるようになりました。「できないことをできると言わない」「断る勇気も信頼につながる」という視点を得られたことも、大きな学びだったといいます。

榮さんは「実際の面接では、面接官から『仕事のモチベーションは何か』『システム納品後に現場から違うと言われたらどう対応するか』といった想定外の質問も多くありましたが、無理に正解を探すのではなく素直に考えを伝え、会話を通して自分を知ってもらうことを大切に励みました。」と語りました。

アナログな現場とデジタルをつなぐ架け橋を目指す

榮さんは「ITのプロフェッショナル」ではなく、これまでの現場経験を通してアナログな現場の状況や気持ちを理解し、それをデジタルの力で無理なく支える橋渡し役でありたいと考えています。創業100年を超える老舗メーカーでの新たなスタートは、LXPで身につけた自走力と、これまで大切にしてきた現場視点を軸にしながらAIなど新しい技術も取り入れ「人に寄り添うDX」を実践していくことが、これからの目標と語りました。

日本DX人材センターではLXPを募集しています。
経験は問いません。ご興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしております!

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