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松山南高校(愛媛県)で出前授業開催!「企業と企業をつなぎ、地域経済を守るM&A」を伝える

松山南高校(愛媛県)で出前授業開催!「企業と企業をつなぎ、地域経済を守るM&A」を伝える

日本M&AセンターはCSR活動の一環で、愛媛県内トップクラスの進学校である松山南高校にて出前授業を開催しました。「企業と企業をつなぎ、地域経済を守るM&Aって何?」をテーマに、当社中四国支店 支店長の小川 洋輝と東田 昌太が講師を務め、事業承継の大切さやコンサルティング業についてお伝えさせていただきました。

松山南高校
 部活動でも全国に名を轟かす


愛媛県松山市にある松山南高等学校は、明治24年に私立愛媛県高等女学校として設立された130年を超える歴史を持つ学校です。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)や海外研修、大学・企業等と連携したSTEAM教育(各教科での学習を実社会での問題発見・解決にいかしていくための教科横断的な教育)などに取り組まれています。

今回は、高校生がさまざまな学問分野に知的好奇心を持ち、教養を深めることを目的に開講している「南高教養アップ講座」で、40名の生徒に参加していただきました。

日本M&Aセンター 中四国支店 東田 昌太

第1部は、事業承継やM&Aについて。黒字にも関わらず廃業してしまう企業があることや後継者不在の企業が多いこと、各業界における時代の移り変わりなどを解説しました。
また、M&Aにおいて重要なマッチングは、実際に成約した業種の組み合わせをもとにクイズ形式で出題し、生徒のみなさんは相談し合いながら答えを導き出していました。M&Aについては、政治経済の授業で少し勉強したことがあったそうですが、深掘りした話の内容ということもあり、熱心にメモを取っていました。

講師を務めた東田は、M&Aの仕事が、会社の存続と発展につながる大切なお仕事であることを生徒たちに伝えました。実は両親が教師で、立場は違えど同じ教壇に立ったことに、親孝行ができたと喜びをかみしめていました(ここだけの話)。

日本M&Aセンター 中四国支店 支店長 小川 洋輝

第2部では、コンサルティングとはどんな仕事でどんなことをやっているのか、中四国支店長の小川 洋輝がレクチャーしました。職種の中ではサービス業に位置するコンサルティング業。理想と現実のギャップを埋める仕事で、そのためにはPDCAサイクルを回すことが重要であることを伝えました。

また、コンサルティングをやってみよう!ということで、グループワークを実施。相手の心の扉を開くためのコツや話を聞くポイントなどを伝え、生徒同士で自己紹介をしてもらいました。学年が違うペアでは緊張した様子も見られましたが、友達づくりや恋人づくりにも役立つという小川流のアドバイスもあり、生徒のみなさんも一生懸命実践していました。

最後に小川は、これから進学や就職を考える生徒たちに、「イメージやかっこよさにつられて、無理をして苦手なことや不得意なことを仕事にしないほうがいい。そして今の時代、ずっと同じ場所で働かなくてもいいと思うし視野を広く持つことは大事。理系から文系に変えたり、文系だけど医者になりたいと言って大学に入り直したりする人もいて、2年3年遠回りしても人生長いですから。私は、生まれ変わってもM&Aコンサルタントをやりたい」とメッセージを送りました。

また、質疑応答では、「業界のライフサイクルは何年周期でやってくるのか」、「子どもの頃になりたかった職業は何ですか」といった出前授業ならではの質問があり、あっという間の90分授業となりました。

参加していただいた生徒のみなさんから、多くの感想をいただき、一部ではありますがご紹介いたします。(学校より許可はいただいています)


・M&Aについて実際の事例を用いたプレゼンでとても分かりやすかったです。今まで政経で習って漠然としていたM&Aについて目的や意味についてよくわかりました。


・企業の合併や買収と聞くと可哀想というようなマイナスなイメージがあったのですが、むしろ会社をなくさないための重要なことなんだとわかりました。


・会社が倒産するのは借金を返せなくなるからだと思っていましたが、原因は後継者がいないことだと知って驚きました。私は将来どんな仕事につきたいか、私か就職できる所はあるのかと悩むことが多かったのですが、サービス業が細分化されているのを見て、選択肢の多さに少し安心しました。


・起業に興味がある私にとって今後最も関わってくるものだと思うので、もっと”M&A”を調べてみようと思いました。私がこの講座を通して1番印象に残っていることは、コンサルタントのお仕事について教えてもらったことです。コンサルタントは、理想と現実のギャップを埋める仕事であり、それをこなすためにはPDCAサイクルが必要だということを教わりました。自分 の普段の生活にも関わってくることだと思うので、教えてもらった人との接し方を日頃から実用していきたいです。


・多くの社長が後継者で悩んでいるそうですが、M&Aが仲介役としてその方達の手伝いをしていることを知り、影でこのような方達がいてくれるおかげで倒産する会社の数が多くなることは無いのかなと思いました。


・お互いの企業にとって最適なパートナーを紹介するという仕事内容に興味を持ちました。企業と企業の組み合わせは無限にあるし、意外な組合せから、思ってもみないメリットが出てくる とすごく面白いと思います。この分野について進路の選択肢の一つとして前向きに考えたいなと思います。


・ 自分の家が自営業をしていて、ひいひいおじいちゃんの代から続いてきた会社があり、それの後継を誰がするのかとても気になっていたのでそこが親族以外の選択肢があることに驚いた。自分にも自分の兄弟にもそれぞれ将来なりたいものがありそちらの方向に向かって進むつもりなので従業員さんや、第三者(M&A)が後継者として適する場合があるということが知れてよかった。


日本M&Aセンターは、M&Aを幅広い世代に知ってもらうため、これからも出前授業をはじめとした認知向上に向けた取り組みを行ってまいります。