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日本M&Aセンターで働いてみて、実際どう?~女性コンサルタント座談会~

日本M&Aセンターで働いてみて、実際どう?~女性コンサルタント座談会~

日本M&Aセンターでは、多様な人材が活躍する最高に働きやすい会社にし、成長を続けるべく、ダイバーシティ&インクルージョンを推進し、女性営業職の採用強化や活躍支援も行っています。今回は、中途入社1年目の女性M&Aコンサルタント3名に、日本M&Aセンターで働いて感じていることや仕事への思いを本音で語っていただきました。(社歴や肩書は2023年8月時点)


業種特化4部
坂本 悠樹 (さかもと ゆき)
MRとして製薬会社を4社渡り歩き、2022年11月当社入社。
学生時代は陸上部で体を動かすことが好き。実は、管理栄養士。兵庫県出身。

コンサルタント戦略営業部
清信 妙華 (きよのぶ たえか)
大学卒業後、大手監査法人で従事したのち2023年2月当社入社。
公認会計士資格を持つ。北海道出身。

金融提携事業部
朱 莉 (しゅ り)
中国・上海出身。日本の大学院でMBA取得。外食企業で従事し、2022年10月当社入社。
中国語、日本語、英語のトリリンガル。


―日本M&Aセンターに入社した理由を教えてください

坂本:前職は製薬会社でMRをしていたんですが、もう少し自分の介在価値を出せる仕事がしたいと思うようになりました。M&Aの仕事は人に涙を流して喜んでもらえると聞いて、そういう仕事ってあまりないんじゃないかなと思い入社しました。 

清信:私も坂本さんと同じようなところがあって、前職の監査法人では、20人くらいのチームを組んで企業の監査をしていて、正直私が抜けてもチームは成り立つんですよね。もっと中小企業に関わる仕事かつ自分で仕事を見つけてくる職業がいい。親が地方で自営業をしていることもあり、地域かつ中小企業のオーナーに貢献する仕事がしたいと思って入社しました。

:実は前職が倒産してしまって、退職予定表をもらった時に退職予定日が私の誕生日だったんです。それがすごく印象に残っていて、こういう経験を他の人にしてほしくないと思いましたし、日本の素晴らしい食文化や技術を守る仕事がしたくて入社しました。

―入社前と後で、日本M&Aセンターの印象に違いはありますか?

清信:個人プレーが強いイメージはありました。あとはマッチョで体育会系の人が多そうみたいな。覚悟して入社したんですけど、先輩方が、どうすれば成功に早くたどり着けるか、経験を踏まえて方向性を教えてくれるので、ポジティブなギャップが大きかったです。ただ、最初から甘える前提で当社に入ってくるのではなくて、あくまで自分でやるぞという意志は大事かなと。そこに先輩方のサポートがあって成り立つと思いますね。

:最初社名を見た時は株式会社ではなく公的機関だと思っていて、その後情報収集しているうちに、結構すごい会社なんだなと。男性が多いし、個性強そうだな、面白そうだなと思いました。私が所属する金融提携事業部は、みなさんすごく優しくて、どんな質問でも丁寧に教えてくれます。むしろ優しすぎてもっと厳しくしてよと思うほどで、想像していたイメージとは違いました。でも前提としてM&Aの厳しさや難しさはあると思うので、意志をちゃんと持つことは必要だと思います。

坂本:各業界からガツガツしたトップ営業パーソンが集まった営業軍団みたいなイメージで、めっちゃ怖かったです(笑)だから同期に朱さんがいたのはすごい嬉しかった~。まさか女性がいると思っていなかったので。

:私も嬉しかったー!

清信:私も入社同期に1人女性がいて、「は!いた!」「よかった~」って思いました。仲間がいる安心感はありますよね。

坂本:女性が多くないからこそ、入社月は違ってもお互いは認知していますね。業務面では、私のような異業種からの転職でもちゃんとM&A業務ができるくらい、周りの方のサポート体制が強力で、当社じゃないとM&Aの仕事はできなかったと思います。ただ、覚悟は絶対に必要で、完全に人に頼りきりだったり、コミットできなかったりすると苦労する気がします。

―M&Aコンサルタントとして働く率直な思いを教えてください

:お客様も男性が多い業界ですので、女性が面談に行くとプロフェッショナルとして見られないんじゃないかと思う時があって、事前準備や身だしなみは人一倍整えて臨むようにしています。日本は今8年目ですが、外国人であることにデメリットを感じる時もありますね。経営者の方と雑談をしている時に、ギャグがキャッチできなかったり…。笑 勉強しますと返しはするんですが、話が止まるのでそこは少し苦労しています。

坂本:私の課題は知識面ですね。部長がすごく数字に強い人で、決算書を見ておおよその株価だけではなく、 このコストを下げればM&Aをしなくても立て直すことは可能じゃないかみたいな提案もしていて、尊敬しかないです。ようやく最近決算書を見るポイントがわかってきたので、とにかく数をこなして追い付きたいですね。

清信:営業をしていて、男性の方が上手くいくのかなと思う場面があれば先輩に同行してもらうなど、臨機応変に対応しています。体力面では男性に叶わないなと思いますが、だからこそ違う部分で頑張ろうと割り切っています。

坂本:もし将来結婚・出産することがあれば、産休育休を取って復職することを目指しています。当社の制度も徐々に変わってきていますが、子育てを考えた時に、さらにいろいろな制度が整うと、男女問わずパフォーマンスも向上するし、より長く働き続けやすい会社になるのではと思います。

清信:M&Aの進行中は、いつ何が起こるかわからないので、働く時間を自分でコントロールしにくい側面はあるかもしれません。長く働いている女性がいると私も働けそうと思えるので、例えば産休育休から戻った人の成功例があると光が見える感じがします。

:日本のみならず女性が活躍している国と関わりを持てる機会をもらえたら嬉しい。例えばアメリカや欧米で営業職に就く女性とパネルディスカッションがあると、いろいろな意見を聞けますし、もっと視野も広がるのではないかなと。当社のフィロソフィーの1つでもある「高い視座 広い視野」を体現することにもつなげられると感じます。

―ご自身について成長を感じている部分はありますか?

清信:成長中です!笑 私は提携している会計事務所の先生のところへ訪問する営業が7~8割で、最初はこういうことを言ったらどう思われるだろうと気にすることが多かったのですが、最近は伝えるべきことはしっかり伝えようと思えるようになってきました。

坂本:面談や交渉など、案件のいろいろなフェーズを経験し、先輩方に比べるとまだまだ足りない部分はありますけど、精神的には自信を持って面談できるようになってきているかな。
これも周りのバックアップが心強いからですね。

:坂本さんの言う通り、私も数字面で不安がありましたけど、結局この仕事は人対人。今このシチュエーションでどういう話をしたほうがいいか、「空気が読める」ようになってきたと感じます。あと、経営者の方もそうですし社内でも、成長するうえで参考になる方が身近に多いので、自分ももっと近づこうというポジティブな考えを持てるようになっています。

―働くうえで大事にしていることを教えてください

清信:やれることは全部やる!私は量から質が生まれると思っているので、公認会計士受験時代には、周りの人より早く自習室に行って勉強したり、そうするとやれることは全部やりたいなと。だから粘り強さはあるかも。

:わからないことはわからないと伝えられるかどうか、素直でいることですね。上司や後輩に対しても、経営者に対しても。前職の社長が創業オーナーで、威厳を見せながらも社員の前で涙を見せるなど、人間味を感じました。ハードとソフトの両面がある人は魅力的だと思うので大事にしています。

坂本:やっぱり介在価値ですね。私に出会ってよかったと思ってもらえる人になりたくて。当社の分林名誉会長の言葉で、「営業は幸せを運ぶ青い鳥」という言葉が好きで、M&Aは人の縁をつなぐ仕事じゃないですか。経営者の方に寄り添った考えができるコンサルタントでありたいと思います。多くの経営者の方とどれだけの物語を作れるか、これまでやこれから出会う1人1人の方を大事にしたいと思っています。

清信:すごい!

:女性のM&Aコンサルタントのロールモデル的な存在はまだいないと思うので、私がなりたいです。

清信:「女性コンサルタント初」という称号を得ることが密かな野望です。特に、令和塾(入社3年未満の優秀コンサルタントのみが参加可能な勉強会)に入り続けることと、最上位の営業ランキングに連続でランクインすることです。女性コンサルタントだけのランキングができるくらい女性が増えてほしいですよね。

坂本:1人でディール(案件)をコントロールできるよう知識をつけて、経営者の方に「坂本さんに担当してもらえてよかった」と言ってもらえるM&Aコンサルタントになれるよう頑張ります。

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