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【前編】22年新卒社員に聞いた!ファーストキャリアで日本M&Aセンターを選んだワケ。

【前編】22年新卒社員に聞いた!ファーストキャリアで日本M&Aセンターを選んだワケ。

日本M&Aセンターに、2022年4月に新卒で入社した、コンサルタント戦略営業部の上山宗一郎さん(写真右)と業種特化事業部の勝又俊さん(写真左)。現在、社内で入社3年未満の優秀コンサルタントのみが参加できる「令和塾」にも名を連ね、日々切磋琢磨しながら業務に取り組んでいます。
そんな2人が、ファーストキャリアとして、なぜ日本M&Aセンターを選んだのか、そしてM&Aコンサルタントという職業にどう向き合っているのかインタビューしました。(前編)

ーー日本M&Aセンターをファーストキャリアに選んだ理由を教えてください。

上山さん:20代で最も成長できる環境が日本M&Aセンターにはあると思いました。新卒1年目から経営者と面談し、会社経営の中でも大きな決断であるM&Aについてディスカッションをさせていただける点を魅力に感じました。業界の知識はもちろん、税務や法務、労務といったハードスキル、自分を信頼していただくというソフトスキル、M&A仲介にはどちらも必要だと思っています。そうしたスキルが求められ、身に付けることができる環境は他にないのではないかと感じました。もう1つは、自分自身の強みを活かせる場所だと感じたからです。学生時代から営業という仕事に携わってきたため、これまで学んできた経験が社会に出てからも通用するのかどうかを試したいという想いもありました。

勝又さん:「挑戦の幅が広いと感じたこと」と「人の魅力」が決め手になりました。M&Aは大学生だった私にとって未知の領域でした。大学時代は、東南アジアをバックパックで巡ったり、ベトナムでボランティア活動したり、フィリピンでインターンシップを経験したり、そうした未知の領域に挑戦することを大事にしていましたので、就職活動でも「挑戦」を重視していました。そんな中で、1年目から経営者と仕事をさせていただくことができ、かつ海外事業へのチャレンジも可能な当社であれば、日本と東南アジアの架け橋になる仕事ができると想像し、ワクワクしました。「人」という意味では、入社前に先輩コンサルタントと話をする機会があり非常に魅力を感じたこと、三宅社長の本を読み、M&Aに対する思いや考え、将来的なビジョンに共感したことも入社を決めた一因です。


――入社した前と後でギャップはありましたか。

勝又さん: 1年目の7月からアポイントを取って1人で面談に行くこととなり、こんなに早く経験を積めることに驚くとともに、プレッシャーも感じました。

上山さん:思っていたより自由な会社だなというのが率直な感想です。主体的に動いてやりたいことをやれる環境で、新卒2年目でも直接自社の社長や役員に提案できる機会もあり、いい意味でのギャップでした。入社する時は当然怖い気持ちもありましたが、それ以上にワクワクというか、やってやるぞという気持ちが強かったですね。

 
ーー今の業務内容とやりがいについて教えてください。

上山さん:私は主に当社と提携している会計事務所の先生方と連携しながら、譲渡企業のアドバイザーとしてM&Aを支援させていただいています。当社は会計事務所の先生方からの出資で始まった会社です。当社の歴史やルーツを知るという意味でも、士業の先生方と一緒に仕事をさせていただくことで多くのことを学んでおります。創業期に出資をしていただいた先生は、当社が32年間でどう成長してきたかを第三者の視点から教えてくださいました。譲渡企業の支援はもちろんのこと、提携先と連携しながら仕事ができることにやりがいを感じています。

 勝又さん:業種特化事業部の食品チームに所属していて、譲渡・譲受け企業のどちらも担当しています。数で言うと、月によって変わりますが、50社ほどと面談していますね。その他に、セミナーやM&Aデータブック、コラムなど、業種に特化した情報発信も行っています。やりがいを感じるのは、経営者の想いを受け取り伴走できていると実感するときです。例えばアドバイザリー契約をいただいた経営者に進展がありご連絡をした時にすごく喜んでいただけたりしたときなどは嬉しいです。M&Aコンサルタントは、感謝をいただくことが多い仕事なのですが、その感謝の総量を最大化できるよう、もっとお客様に貢献したいと思っています。

上山さん:私は2023年の6月に譲受け企業の担当として、初めて成約することができました。譲受け企業の社長から、M&A成約式が終了して解散するタイミングで、バンと肩を組まれて、「上山君と3ヶ月間、一緒に仕事できて本当によかったよ」と言っていただいた時は、とても嬉しかったですね。胸が熱くなってこの仕事をやっていてよかったと思いました。
先輩方にはたくさんサポートしていただいたので、自分で何かを成し遂げた達成感より、関係する皆様への感謝の気持ちのほうが大きかったです。その中でも、自分がいなければこのM&Aは成約しなかったかもしれない、と考えると、社会的意義が大きい仕事だと実感しましたし、1社でも多くの企業をサポートしていきたいという想いが強まりました。

勝又俊さん(写真左)・上山宗一郎さん(写真右)

ーー同期の存在はいかがですか。

勝又さん:すごく心強いですね。令和塾で、現在の成果状況が可視化されたり、社内で発信される情報を見て成果をあげていることがわかるので、刺激になりますね。一緒に仕事ができそうだと思ったら連絡をしますし、すでに成約したことのある同期も多いので、近況報告も兼ねて相談できるので頼りになります。同期の存在は大きいですね。

上山さん:同期はみんな優秀で、個性の強いメンバーが多いなと。いろんなバックグラウンドを持っているので、未だに話をしていて新しい発見があり、高め合えるいい仲間に出会えてよかったと思っています。勝又君とは令和塾も同じで、一緒に頑張っていく仲間でもあります。ただ、僕自身とても負けず嫌いでさらに上にいきたいとも思っていて、その気持ちを忘れず働けているのは、切磋琢磨しあえる勝又君の存在が大きいですね。

勝又さん:負けたくないですね。上山君の動きはチェックしています(笑)

 
ーーM&Aコンサルタントとして2年、課題に感じていることはどんなところですか。

勝又さん:仕事のレベルだと思います。論点整理やアドバイザリー契約を締結した後のフォローなど、先輩方に比べると1つ1つの仕事がまだまだだと思っていて、仕事の質やレベル、意識を上げていくことが課題だと思います。そのために、毎日のタスクをしっかり管理して、やるべきことを整理しつつ、得意ではないことこそ毎日少しずつ進めるようにしています。先輩方の手法もさまざまなので、取り入れて試しながらやっています。悩みながらですが、自分の形を作っていきたいです。

上山さん:仕事の効率性です。限られた時間の中でいかに効率よく、かつ大切なポイントは外さずに仕事をしていけるかが大事だと思うので、優先順位の付け方や仕事の効率性を上げていくことは課題に感じている部分です。今後さらに業務量は増えてくると思うので、そこは意識しないといけないと思います。勝又君と悩みは同じですね。

勝又さん:相手の立場で物事を考えること、相手の立場を想像することも案件を通して感じた課題でした。壁にあたることは多いのですが、その分学ぶことは多いです。

上山さん:M&Aを進めるうえでは、必ずしもお客様が望まれる通りにすべてを実現できるとは限りません。難しい状況になった時の対応はまだまだだと感じています。何か自分一人で解決できないことが起きた時には、経験と実績が豊富な先輩方を頼らせていただき知恵や知識をお借りしながら最善の策を考えています。いつでも相談に乗っていただけるので、本当に環境に感謝しています。




プロフィール

コンサルタント戦略営業部 上山 宗一郎
京都大学経済学部を卒業後、2022年4月に新卒で日本M&Aセンターに入社。
大学在籍中に全国800名が所属する営業組織にて歴代最高営業成績を樹立。また個別指導塾の立ち上げ経験も有する。大阪府出身。

 業種特化事業部 勝又 俊
早稲田大学文化構想学部を卒業後、2022年4月に新卒で日本M&Aセンターに入社。
外食・食品業界専門チームにて、企業の存続と発展に向けたM&A支援に携わる。
学生時代は、東南アジアでボランティア活動などに注力していた。千葉県出身。