
保険会社から2021年12月に日本M&Aセンターに入社し、営業開発部 営業開発課に所属する村上 侑佳里さん。2025年度は、スタッフ年間MVPと営業本部長賞を受賞しました。村上さんに、受賞の気持ちや仕事をする上でのこだわりについて聞きました。
※所属・肩書等は取材当時。
―2025年度スタッフ部門MVP・営業本部長賞を受賞されたお気持ちはいかがですか。
率直に「ありがたい」という気持ちです。今回評価いただいたのは、私個人の成果というよりも、これまで関わってきた取り組みや、部署を横断して物事を進めてきた点だと受け止めています。その中で改めて感じているのは、この会社には多様なバックグラウンドや強みを持った魅力的な人が多くいるということです。これまで関わってきた仕事も、そうした方々の協力があってこそ成り立ってきたものです。今回の評価は関わってくださった皆様を代表していただいたものだと感じており、ありがたく、そしてうれしく思っています。
―受賞につながったご自身の仕事はどのようなものでしたか。
これといった一つの目立つ成果があったというよりも、日々の仕事の積み重ねだと思っています。営業ツールの設計やイベント企画、部署間の調整など、「これをやれば終わり」という性質の仕事は多くありません。会社全体がより良い方向に進むための下支えとなる役割を担ってきたと感じています。私の仕事は、形として見えにくいのですが、そうした取り組みを会社にきちんと見ていただけていたことを、今回の受賞を通じて実感できたこともうれしかったです。

―現在の業務内容について教えてください。
全社イベントの企画や、経営陣の資料作成、新規施策の立ち上げなど、一言で説明するのが難しいほど、さまざまな業務を担当しています。こうした仕事に共通しているのは、会社にとって必要なテーマや誰かのアイデアを整理し、実行できる状態に落とし込んで、最初の形をつくることです。決まったルーティン業務はほとんどなく、その時々で会社に必要なテーマに向き合いながら、構想段階のものを前に進める役割を担っています。多くの場合、形になった後の運用は各部門の方々に引き継ぐため、私の役割としては「最初に形にすること」だと考えています。
たとえば全社イベントでは、テーマ設定や経営層から社員に伝えたいメッセージを整理するところから関わっています。経営陣の資料作成についても、発信したい内容を整理し、どう構造化すればより伝わりやすいかかを考えるところから携わらせていただいています。同時に複数のプロジェクトが動いていることも多いのですが、会社にとって大切な取り組みに関わる立場として、最後までやり切ることを大切にしています。
―難しい仕事を担っていますが、どのような気持ちで仕事に向き合っているのでしょうか。
前職の営業時代は自分の成果が数字で見えやすい環境でしたが、スタッフ職になるとそれがわかりにくくなります。ただ、会社の収益・私たちの給与は、お客様が日々一生懸命働いて得られた大切なお金の中から、対価としてお支払いいただいているもので成り立っているという認識があります。M&Aコンサルタントは、その最前線でお客様と向き合い、価値を届けている存在です。
だからこそ、自分自身が直接売上を担う立場ではない分、その重みを強く意識しながら、会社にどんな価値を返せているのかを常に自分に問いかけています。成果が見えにくい立場だからこそ、「自分は必要とされているのか」「会社にとってプラスを生み出せているのか」を常に考え、自分の役割に対して厳しくありたいと思っています。時代の変化は速く、最近ではAIの進展によって仕事のあり方も変わる中で、どう価値を出し続けるかを日々考えながら仕事に向き合っています。
―当社でこれまで部署異動を4回経験されていますが、その中で変化したことはありますか。
正直、自分に何が向いているかは、やってみないとわかりませんでした。営業現場に近い仕事やスタッフ業務を経験する中で「決まったことを繰り返す仕事はあまり向いていない」とわかりました(笑)。新しいことを立ち上げたり、仕組みをつくったりする方が性格的に合っているなと。会社とも自分のやりたいことをすり合わせながら、希望して異動させてもらったこともあり、主体的にキャリアを選び、適性を確かめながら働くことができています。
また、この会社は非常にフラットな組織だと思います。経営層との距離も近いですが、過度に気を使うことはありません。意見を伝えることができ、こちらの話に真摯に耳を傾けてもらえる環境です。

―現在取り組んでいることを教えてください。
まず今期取り組んでいるのはデータ整備です。現状、社内に登録されているさまざまな情報データが点在していて、全体像を把握しにくい状態にありますそのため、まずはデータを整理し、状況を正確に捉えられる状態を整えることに取り組んでいます。全体像を可視化することではじめて課題の特定につなげていけると考えています。その上で、今後はお客さまのご相談や案件を一過性のものにせず、長期的にフォローしていく仕組みを整えていきたいと考えています。M&Aは経営者の皆様にとって重い決断であり時間をかけて検討されるケースも多くあります。だからこそ、継続的に接点を持ち、長期的に情報を提供していくことが重要だと考えています。その中で、本当に必要とされたタイミングで、最初にお声がけいただける存在に当社がなれればいいなと思います。
―村上さんの仕事をする上での判断軸やこだわりは何でしょうか。
すぐに答えを出せる仕事ではないからこそ、まずゴールを明確にすることを重視しています。そのうえで、それが会社全体にとってプラスかどうかという観点を常に意識しています。そのうえで、それが会社全体にとってプラスかどうかという観点を常に意識しています。
また、工数対効果も重要な判断軸の1つです。M&Aコンサルタントに、情報の入力をお願いすればいくらでもデータは集まりますが、それでは現場の負担になるだけです。現場に過度な負担をかけず、最小の工数で最大の成果を出せるように設計することを意識しています。

―今後の目標を教えてください。
私の目標は、「誰もが成果を出しやすい状態をつくること」です。仕組みが整えば、やるべきことが明確になり無駄な動きも減るので、自然と成果につながりやすくなると考えています。この会社の魅力は「人」だと思っています。フラットで意見も言いやすく、困ったときには誰かが手を差し伸べてくれる環境です。大きな失敗が起きにくいのも、こうした支え合いの文化があるからだと感じています。だからこそ、この環境の中で、一人ひとりがより力を発揮できるような仕組みづくりにこれからも取り組んでいきたいです。
プロフィール
日本M&Aセンター 営業開発部 営業開発課 兼 提携事業部
村上 侑佳里(むらかみ・ゆかり)
1989年生まれ、大阪府出身。
同志社大学後、銀行でリテール営業、保険会社で代理店営業・営業企画に従事。2021年12月に日本M&Aセンター入社。入社後は、金融法人部、経営企画部、営業開発部と多岐にわたる業務を経験し、現在は営業開発部と提携事業部を兼務。




