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【タイ編】海外出張レポート~タイの出張土産~

【タイ編】海外出張レポート~タイの出張土産~

 日本M&Aセンターでは、ASEANにおける5番目の拠点として2021年11月8日にタイ駐在員事務所を開設しました。開設から1年以上が経過し、新型コロナウイルス感染症のパンデミック後の回復と併せて事業も順調に伸長しており、日本M&Aセンターからのタイ出張の機会も増えてまいりました。
 その中で、今回は、少々趣向を変えて、出張時等に意外と困るお土産事情について、タイでのおすすめや購入場所について、海外事業部 木川 貴之亮がご紹介させていただきます。私は、前職時代に4年間タイに駐在しておりましたが、タイには様々な名産物がある一方で、お土産となると意外と“ピンとくる”定番品がなく(例えば、ハワイといえばマカダミアナッツチョコ等)、自身も試行錯誤を繰り返してきた経緯があります。その中で、最終的に自分なりの定番を見つけた次第であり、今回は参考情報としてお目通しいただければ幸いです。

タイ出張でオススメしたいお土産(購入場所別)

コンビニエンスストアで購入できるタイ土産

 まず最初は、バンコクのいたるところにあるコンビニエンスストアにて購入可能な商品をご紹介します。タイでも24時間営業のコンビニエンスストアは主に都市部を中心に普及しています。特に「セブンイレブン」は、タイで小売店等を展開する大手企業のCP ALLが経営しており、店舗数は12,000店舗以上といわれています。
 我々日本人にもなじみ深く、見つけたらつい立ち寄りたくなってしまうのではないでしょうか。そんなコンビニエンスストアで購入できるお土産はこちらです。

(1)甘党の方には「DOI KHAMブランドのハチミツ」(約720円:770g)

一般的なDOI KHAMブランド商品の棚

 DOI KHAM(ドイカム)とは、タイの「ロイヤル・プロジェクト」によりタイ王室が認定した食品ブランドです。「ロイヤル・プロジェクト」自体は、前国王であるラーマ9世がタイ北部の山岳地帯における貧困解決を目的に発足した農村開発プロジェクトです。DOI KHAMブランドは、ドライフルーツ等、200種類以上の商品がありますが、ハチミツの場合、日本で購入したら、このサイズだと一番安いクオリティでも1,000円程度すると思いますので、定期的に消費される方や甘いものがお好きな方へのお土産としてオススメです。

いつも購入するハチミツ

(2)オフィスで働く同僚には気分転換や鼻づまりにも良い「ヤードム」(約100円前後:1個)

多数のブランドが存在するヤードム

 ヤードムとは、タイ語で「嗅ぎ薬」を意味するリップスティック大のアロマグッズ(主成分はメンソール)で、タイ人なら誰でも鞄に常備しています。使い方は、スッキリと気分転換したい時や眠気を感じる時にキャップを外して中に入っているアロマを嗅ぐ形ですが、たまに、両方の鼻の穴に差し込んだままバイクを運転しているタイ人のおじさんもいたりします。会社等で周囲の方へ一斉にお土産を配る必要がある際にも気の利いた便利グッズとして重宝します。因みに日本国内では、行けば何でも揃う某有名小売店でも同様の商品を購入できますが、価格は300円以上します。

スーパーマーケットで購入できるタイ土産

 出張や旅行先でのお土産探しに現地のスーパーマーケットを利用する、という方も多いのではないでしょうか。タイにももちろんさまざまなスーパーがあり、中には24時間営業の店舗もあります。この項では、タイのスーパーマーケットであれば、どこでも購入可能な一般的な商品の中からお土産向きな物をご紹介します。

(3)激辛党が歓喜する「唐辛子」(約350円:500g)

日本の一味とは比べ物にならない辛さのタイ産フレーク状唐辛子

タイで一般的な唐辛子といえば、このフレーク状のものであり、とにかく辛いです。日本における七味・一味的な位置付けで、どのタイ料理レストランにもおいてあります。普通の唐辛子では満足できない私のような激辛党の方には、とにかくオススメです。辛い食べ物を好む方向けのお土産として、候補に入れてみてください。

(4)タイ料理好きには定番の調味料「ナムプラー」(約120円:700cc)

ナムプラーの代表的なブランドの一つであるティパロット

 タイ料理好きの方には説明不要かと思いますが、ナムプラーはいわゆる「魚醤」のことで、タイでは、日本人にとっての醤油のような存在です。独特の香りゆえ好き嫌いが非常に分かれますが、タイ料理好きにはたまらない逸品であり、タイ料理以外でも和洋中、さまざまな料理にアクセントを加えられる万能調味料です。因みに、日本で全く同じ商品を購入すると約400円します。

MBK(マーブンクロンセンター)

MBK内部の吹き抜けより

 最後は、タイらしいショッピングを楽しんだり、携帯電話(スマートフォン)の困りごとを解決したい際にはもってこいの場所であるMBKをご紹介します。MBKはバンコク市内にあり、市内を走る公共鉄道であるBTS(高架鉄道)のナショナルスタジアム駅を出て、すぐの場所にあります。雑貨・携帯電話・衣類・貴金属等何でも手に入る庶民的なショッピングモールです。MBKでは、タイらしい雑貨や小物、衣料品などをお土産として購入するのがおすすめです。
 因みにお土産ではありませんが、バンコク在住者にとっては、携帯電話関連の買い物やトラブル時のファーストチョイスとして有名であり、購入から画面修理や保護フィルム交換、アクセサリー購入に至るまで何でも対応可能です。私自身も丁度、保護フィルムが破損していたタイミングであったため、先日の出張時に立ち寄ってキレイに張り替えてもらいました(約800円)。

タイらしい雑貨が勢揃い
何でも対応可能な携帯電話ゾーン

これからタイ出張へ行かれる方へ

昨年あたりから出張によるアジアへの海外渡航が増えてきた企業様も多いのではないでしょうか。中でも日系企業にとって一大市場であるタイに行く機会がある方も多いかと推察します。個人的主観が強い内容にはなっておりますが、ゆっくりとお土産を選ぶ時間が取れない方へ、効率の良いタイ土産選びの参考になればと思い書かせていただきました。初めてタイを訪問される方も定期的に訪問されている方もご参考にしていただければと思います。

※1THB=3.9円の簡易換算(2023年3月)

日本M&Aセンターの海外M&A支援

日本M&Aセンターでは、中立な立場で、譲渡企業と譲受企業双方のメリットを考慮にいれたM&Aの仲介を行っております。また、日本企業による海外企業の買収(In-Out)、海外企業による日本企業の買収(Out-In)、海外企業同士の買収(Out-Out)も数多く手掛けてまいりました。
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プロフィール

木川 貴之亮 Takanosuke Kigawa
海外事業部 In-Out推進部 M&Aコンサルタント
損害保険会社での法人営業(自動車メーカー等)や海外駐在(バンコク)を経て、2022年に日本M&Aセンターへ入社。日本企業による東南アジアM&Aのソーシングに従事。ビジネスレベルのタイ語話者。

海外ブログより転載海外出張レポート(タイ編)~タイの出張土産~