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「とにかくやる。そのうち楽しくなってくる」事業承継という社会課題にエンジニアのプロフェッショナルとして向き合う

「とにかくやる。そのうち楽しくなってくる」事業承継という社会課題にエンジニアのプロフェッショナルとして向き合う

新卒で日本ユニシス(現BIPROGY)に入社し、主に保険会社のシステム開発に携わったのち、2019年4月にバトンズへ入社。数々のプロジェクトを牽引し、現在は執行役員CTOとして技術部門を統括しています。エンジニアとして大切にしていること、バトンズの魅力について伺いました。

※こちらのインタビューは2026年10月15日時点のものです。現在の配属・業務内容とは異なる可能性があります。

前職のキャリアとバトンズへの転身

-バトンズに入社する前は、どのようなお仕事をされていましたか?

新卒で日本ユニシスに入社し、エンジニアとして働いていました。日本ユニシスはお客様から直接ご依頼をいただくことが多く、社内ではお客様との折衝や要件定義、設計といった上流工程を担う人が中心でした。そのなかで私は、設計に加えて自分でもコードを書いていました。一番長く担当したのは保険会社のプロジェクトで、4年ほど携わりました。

-具体的には、どのような役割を担っていたのでしょうか。

技術面からさまざまなプロジェクトを支える立場でした。お客様のプロジェクトに常駐してアーキテクトとして深く入り込むこともあれば、トラブルで技術的な知見が必要になったときに“火消し”として一時的に入ることもありました。全社で使うフレームワークやプラットフォームをつくる仕事もしていました。

-バトンズへ入社したきっかけを教えてください。

事業承継という社会的な課題に、技術で向き合えることに魅力を感じました。それまでは良いシステムを構築すれば、クライアントのニーズに応えられてはいましたが、より大きな社会課題に関われることに前向きな気持ちになりました。

バトンズでの役割

-入社当時、バトンズのシステムはどのような状態だったのでしょうか。

M&Aマッチングサイトとしての基本的な仕組みはできあがっていましたが、ユーザー情報の解像度はまだ低い状態でした。最初に担当したのは、買い手様の希望する業種やエリア、予算などを登録していただく画面をつくり、ニーズに合った案件をメールマガジンでお届けする仕組みです。

-印象に残っているプロジェクトはありますか?

M&A専門家の方にBATONZを利用していただくために、社内が一丸となったプロジェクトですね。エンジニアも営業も全社が一つとなって目標に向かっていく熱量がとても印象的でした。その際に、M&A専門家の方にお使いいただくための決済まわりの機能をつくったのですが、決済機能を実装するのはそのときが初めてで、思い出深いプロジェクトです。これがきっかけとなって、今のBATONZパートナープログラムの土台ができました。

-その後はどのような開発を担当されましたか?

金融機関専用のM&A支援システム「B MASS」の立ち上げです。金融機関の方々に直接お話を伺いながら、要件を詰めていきました。

-組織体制も大きく変わったと伺いました。

そうですね。入社した頃は人数も少なく、役割を分けずに全員で同じプロジェクトに取り組んでいました。規模が大きくなるにつれて、お客様への価値提供に集中するプロダクト開発チームと、セキュリティのアップデートや開発基盤の整備など、プロダクトを支える土台づくりを担うチームの2つのチームに分け、スピードと安全性の両方を担保できる体制にしていきました。私はこの土台づくりのチームを率いていて、デザインシステムの整備やセキュリティ対応、社内でのAIツール活用の推進などを担当しています。

仕事のやりがいと、バトンズのカルチャー

-仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

「とにかくやる」ということです。ゲームクリエイターの桜井政博さんの動画で、「やる気が出ない理由を深く考えても仕方がない、とにかく動け」と話していたのが印象に残っていて。最初は仕事だから仕方ないと手を動かしているうちに、だんだん楽しくなってくるんですよね。なので、「とにかくやる」をモットーにしています。
一方で、チームや組織としては、人の頑張りに頼らず、仕組みで解決することを大事にしています。手作業や気合いに頼るやり方は、規模が大きくなるほど追いつかなくなるからです。
今まさに取り組んでいるのが、その仕組みづくりです。たとえば、システムが使っている外部の部品にセキュリティ上の問題が見つかったとき、その更新作業を生成AIが自動で行えるようにしました。また、AIの活用で開発のスピードが上がった分、変更内容を自動でチェックする仕組み(CI)に待ち時間が出るようになってきたので、変更に応じて必要なチェックだけを行うことで、さらに速くできないか検討しているところです。サーバーなどのインフラの設定も、手作業ではなくコードで管理する形に少しずつ移しています。まだ整いきっていないからこそ、どう整えるかを自分たちで設計できる。そこが面白いところですね。

-部門長として、どんな人がバトンズのエンジニアに向いていると思いますか?

目の前のことを楽しめる、熱中できる人ですね。内発的な動機で動ける人の方が、物事を力強く推進できると思っています。それに加えて、プロフェッショナル精神も大切にしてほしいです。M&Aの領域では、売り手様も買い手様も経営者の方が多いので、その方々が安心して使えるレベルのシステムを提供する意識を持ってほしいなと思っています。社会課題を解決する一助になるという誇りを持って、M&A業界のシステムの水準を上げていくことに興味を持ってもらえたら嬉しいです。

-社内の雰囲気はいかがですか?

入社した頃は、机2列を見渡せるくらいの人数でした。今はCIT(corporate IT:社内情報システム)やQA(Quality Assurance:品質保証)も含めてエンジニアだけで20名強になり、各分野のプロフェッショナルが「背中を預け合って」仕事をしている感覚があります。
エンジニアが主導して決められる範囲が広いのも特徴だと思います。仕様も、有識者に確認してもらいながら細かいところまでエンジニアが決めることが多いですし、必要があればお客様のところへ直接話を聞きに行くこともできます。
私自身も、まだまだメンバーと一緒に手を動かしています。Claude CodeやCursorなどのAIツールとも契約していて、新しい道具を取り入れながら働ける環境です。

-最後に、休日はどのように過ごされていますか?

基本的には子どもたちと過ごしています。海でシーグラスを探したり、動物園や近所の児童館に出かけたり。いかに子どもたちを楽しませるかが、休日の頑張りどころですね(笑)。

BATONZ noteより転載

「とにかくやる。そのうち楽しくなってくる」事業承継という社会課題にエンジニアのプロフェッショナルとして向き合う