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ニコイチ制度とは?全社No.1コンビが築いた、お互いを高め合い成果を出す関係性!

ニコイチ制度とは?全社No.1コンビが築いた、お互いを高め合い成果を出す関係性!

(左)日本M&Aセンター 東日本ダイレクト2部 近藤 直人さん、(右)日本M&Aセンター 東日本ダイレクト2部 村上 慧さん

日本M&Aセンターでは、新入社員と先輩社員が2人1組となり早期に活躍できるよう支援する「2in1制度」、通称ニコイチを導入しています。
今回は、2023年度全社ベスト2in1賞を受賞した、日本M&Aセンター 東日本ダイレクト2部 グループリーダーの近藤直人さん、東日本ダイレクト2部 村上慧さんのお2人にインタビューしました!

世の中の役に立ちたい
スポーツより熱中できる

――お2人が日本M&Aセンターに入社した理由を教えてください。

近藤さん:前職は金融機関に勤めていて、やりたかったことはすべてやり切ることができたので、今以上にさらに世の中の役に立てるやりがいのある仕事をしたいという想いを抱き日本M&Aセンターに入社しました。
前職では融資を担当していて、決算書を読んだり経営者と仕事をしたりしていたので、M&Aは近しいものがあるだろうと思っていましたが、全然違って最初は少し苦労しました。

村上さん:私は2022年新卒で日本M&Aセンターに入社しました。20年以上スポーツを続けてきたので、就活では「スポーツより熱中できる仕事」を軸に探していました。日本M&Aセンターは、年次に関わらず主体的に仕事をすることができ、業務領域も広いため、魅力を感じ入社を決めました。

特性を見極め
能力を最大限発揮できる環境をつくる

――お2人はニコイチ制度で1年間ペアを組まれていたわけですが、当初のお互いの印象を教えてください。

近藤さん:ニコイチになる前は、部署も違いましたので正直知らなかったですね(笑)。なので、まずは2人で飲みに行ってお互いを知るところから始めました。

村上さん:私は1年目の部署でメンターをしてくれていた上司が、近藤さんと一緒にディールを担当しているのを見ていて、おもしろそうな方だと思っていました。ペアになってからは、同期から、近藤さんってちょっと怖そうだよねと言われました。

近藤さん:自覚はあります(笑)。仕事中は作業に集中したいのであんまり喋らないんですよね。もちろん聞かれたら答えますけどね!

村上さん: 1年目は買い手担当の部署にいて、2年目は譲渡企業を担当する部署に異動したので、ペアになったときは、正直1年目のような状態でした。面談のやり方ひとつとっても大きく異なり、近藤さんの面談に同行して1から学びました。企業の理解度を深めるための準備や見えていないリスクを把握するための知識など多くのことを教えていただき、非常に学びの多い時間でした。
これは私の印象ですが、譲渡企業担当は、人間力や提案力などより個の力が問われるように思います。難易度は高いのですが、近藤さんのおかげで自分の能力の幅を広げることができ、M&Aコンサルタントとしてのやりがいを感じられるようになってきたと感じています。

――ペアになってからは、どのようなことを意識していましたか。

近藤さん:私自身のこれまでの経験から、人は管理しすぎると才能や可能性を活かせなくなると感じていました。やりたいようにやってもらって何かあった時に頼ってもらうほうが成果につながるのではないかという考えのもと、村上さんには基本的に自由にやってもらいました。村上さんに、どういうやり方で仕事をしたいのか、どういう会社にアプローチしたいのか聞いた時、彼自身が明確に考えを持っていたので、じゃあそれでいこうと。
村上さんは経営者ともしっかり会話ができるし、わからないことはちゃんと調べて自分で理解するので、「任せる」という判断に至りました。ただこれは全員に当てはまるわけではないので見極めることは重要です。

村上さん:学生時代はフィールドホッケーをやっていたのですが、そこでも自由にやらせてもらっていて、そのほうが自分の能力を発揮できると感じていました。自分の考えをもとに仕事ができると思い営業職を選びましたので、近藤さんには感謝しています。

些細なことでもすぐに相談対応ができる存在

――ニコイチ制度のメリットは、それぞれの立場からどんなところに感じますか。

村上さん:わからないことがあった際、すぐに質問ができる環境はありがたいですし、心の安心感につながりました。部署の人数もそれほど多くはなかったので、部長に聞くことももちろんできるのですが、相談できる場所が2ステップあり、より気軽に聞きやすかったです。

近藤さん:何かあった時に対応するのは部長だと思うのですが、そこまでいかずとも解決できることもあります。組織はフラットなので、他部署の人に相談しても聞いてもらえますが、軽く相談できる存在をあえて制度として設けているということだと理解しています。

村上さん:相談だけではなくて、交渉時にも出ていただいたり社内の調整でも間に入っていただいたりして、良い方向に導いていただきました。

近藤さん:あんまり焦るようなタイプじゃないんですけど、珍しく焦って相談に来た時があっていつもと違う感じだったのですぐに対応しましたね。そのために私がいるので、ある意味うまく使ってくれました!

結果にはこだわる

――全社ベスト2in1賞を受賞されましたが、どんなお気持ちでしたか。

近藤さん:すごく嬉しかったです。何より村上さんが頑張ってくれたおかげです。入社時の最終面接で竹内社長から「表彰式で檀上に上がれ、期待しているぞ」とアドバイスいただいていたので実現できてよかったです。

村上さん:こういう賞があることを知らなったので驚きましたが、私も嬉しかったですね。業績の達成率で成果を挙げることを目標にしていたので、近藤さんとともに獲得することができて良かったです。

近藤さん:村上さんはとにかく頑張っていましたし、やはりその分結果も出るんだと改めて感じましたね。M&Aコンサルタントは、若さや経験のなさが不利になることもあるんですけど、それでも成果を出せたということは、それだけ経営者から信頼をいただいていることだと思います。

リーダーとメンバー
次なる成長のステージへ

――それぞれの立場で成長できたと感じる部分はどこでしょうか。

村上さん:たくさんありますが、譲渡企業担当者としての動き方や経営者との関わり方など、基本を学ばせていただき成長できたと感じています。

近藤さん:マネジメントの成功体験を積めたことですね。村上さんは自由にのびのびとやってもらったほうが成果を出せるだろうと考えて、私から深入りすることはしませんでした。そのやり方で成果を出すことができ、マネジメントの1つの方法としてやり方が間違っていなかったと確認することができました。ただこれは村上さんだからピタッと合致しただけで、人によって変えないといけないことは理解しているので手法は模索していければと思っています。

――では最後に、これからの目標を教えてください。

村上さん:これからは近藤さんのチームのメンバーになりますので、リーダーを支えられるような立ち回りで頑張っていきたいと思っています。また、他のメンバーとも協力をしながらチームとして目標を達成できるようにしたいですし、私もチームリーダーを目指せるようにこれからは取り組んでいきたいと考えています。

近藤さん:今年度からはグループリーダーというポジションになりました。チームとして大きな成果を挙げられるように取り組みたいと思っています。メンバーが仕事を楽しみながら成果を出せるようなチームを作れるようにしたいですね。楽な仕事ではないので苦労も多いですが、経営者から感謝の言葉をいただいた時は、この仕事をやっていて本当によかったと思える瞬間です。それをちゃんとメンバーにも伝えていければいいなと思います。私は定年までいますので!(笑)