テープカットの様子
(左から、九州M&Aアドバイザーズ 米本明弘代表取締役社長、肥後銀行 笠原慶久頭取、日本M&Aセンターホールディングス 三宅卓代表取締役社長、玉山ベンチャーキャピタル 陳茂欽会長)
肥後銀行、日本M&Aセンターホールディングス、台湾の玉山ベンチャーキャピタルが設立した、M&A専業会社「九州M&Aアドバイザーズ」の開所式を、2024年4月中旬に開催しました!式後には、福岡市副市長や九州経済連合会会長などをお招きした設立披露式典を開き、新会社が新たな船出を迎えました。
年間5,000社が休廃業する九州で新会社「九州M&Aアドバイザーズ」設立
オフィスを構える九州フィナンシャルグループ福岡ビル(福岡県福岡市)で開催した開所式には、九州M&Aアドバイザーズ 米本明弘代表取締役社長、肥後銀行 笠原慶久頭取、日本M&Aセンターホールディングス 三宅卓代表取締役社長、玉山ベンチャーキャピタル 陳茂欽会長が出席。地元メディアにも取材に来ていただきました。
笠原頭取は、「無事に今日の日を迎えることができたことを心から嬉しく思います。九州M&Aアドバイザーズは福岡に腰を据え、将来的には九州全域を視野に、さらには台湾と九州のつなぎ役としての役割も担いながら、事業承継に悩む経営者に寄り添い、お役に立つ存在になってほしいと思っています。合弁3社の強みを最大限に発揮し、目指す姿である九州最高品質の事業承継・M&Aアドバイザーとして地域に認められるようチャレンジ精神を忘れずに前に進んでください」と挨拶しました。
九州M&Aアドバイザーズは、肥後銀行と日本M&Aセンターの社員10名体制でスタートを切りました!
米本明弘社長は、「それぞれが歩んできた企業文化や風土、社会経験が違う者同士が同じ屋根の下で仕事をする組織です。まずは、社員が一致団結して融合することが最優先だと考えていますし、それぞれの経験はお客様に訴求できる当社の武器になると確信しています」と語りました。
福岡に根を張る企業ということで、設立日のKMA(九州M&Aアドバイザーズの略称)の最初の仕事として、福岡に伝わる風習三社参りしたエピソードを話しました。以前お客様から、地域に変化を与えるのは「よそものや若者なんだ」と言われたことがあるとのことで、我々はよそものとして、最初にまずは地元を守っていただいている神様氏神様にご挨拶をさせていただき気を引き締めたということです。
その後、米本社長から社員の紹介が行われ、まだまだ何も成し遂げておらず、これからの会社ですので、ご指導よろしくお願いいたしますと締めくくりました。
式には、九州経済連合会の倉富純男会長や福岡市の中村英一副市長、台北駐福岡領事館の陳銘俊総領事らをお招きし、華やかに開催しました。
日本M&Aセンターホールディングス 三宅卓 代表取締役社長は、「海外進出を考える企業はもちろん、後継者不在などの企業と台湾企業をつなぎさらなる成長を目指すという夢もあります。3年後、5年後、大きく夢を膨らませていけるようやっていきましょう」と挨拶しました。
九州M&Aアドバイザーズは、九州の中小企業が抱える後継者不在問題の解決に取り組み、地方創生に貢献していくことを目指していきます。
日本M&Aセンター九州支店から出向し、九州M&Aアドバイザーズの取締役に就任した
杉本 陽介さん
合弁会社設立まで様々なことがありましたが、無事にこの日を迎えることが出来、嬉しく思います。今回取締役という重役を担い、日に日に責任を感じているのが正直なところですが、心強いメンバーがたくさんいますので一丸となってやっていきたいと思います。この新しい会社で、事業承継に悩みを抱える経営者のお力になれるよう全力で取り組んでいきます。大好きな福岡、そして九州の発展に寄与できるよう精一杯頑張ります!