日本M&Aセンターグループは、社員の健康管理・増進を目的として、社員を被保険者とする健康保険組合「日本M&Aセンターグループ健康保険組合」をM&A仲介会社として初めて設立しました。人事部 労務課長 伊佐 卓さん、労務課 大木 真理子さんに自社健保設立の経緯を聞きました。
伊佐さん:自社の健康保険組合を設立は、かねてから三宅社長が実現したいという思いを持っておられ、この度2024年4月1日に設立をすることができました。グループ全体の社員数は1,000名を超え年々増加していることや、社員の平均年齢が33.8歳と若く、医療費が低いため、自社の健康保険組合を設立することにより会社や個人の保険料負担を軽減できます。保険サービスを充実させることで、ご家族も含めたサポートが可能となります。
会社の福利厚生として自社健康保険組合があることは、会社の成長の証でもあり企業価値の向上につながるというお考えでした。
大木さん:実際、社員からの反応も良いですね。グループ会社であるスピア(企業評価総合研究所の子会社)からは、日本M&Aセンターグループの一員なんだと喜んでいただき、グループの一体感醸成にもつながっていると感じます。
大木さん:例えば日本M&Aセンターでは出産祝金として社員またはその配偶者が出産した際にお祝い金として30万円を支給しておりました。今後は、日本M&Aセンターグループ健康保険組合からも法律で定める出産育児一時金50万円の他に10万円を追加し支給されます。他にも当社では、男性の育休取得推進を行っているほか、ベビーシッター費用の補助制度も用意しており、2024年度からは子の看護休暇を有給としております。子育て支援策を拡充させています。
伊佐さん:健康診断に係る補助金額も増額していますため、皆様が健康を維持いただければと考えています。
また、健康保険組合独自の保健事業として、「3KMプラン」と名付けたポイントサービスを展開しています。当初は、一般的なカフェテリアプランだったのですが、経営陣より日本M&Aセンターらしさを出そうという助言をいただきこの名に決定いたしました。
「3KM」というのは、「個人」「家庭」「会社」の3つの“K”について、「意欲(Motivation)」を高めて「目標(Mark)」による「管理(Management)」していくことです。個人・家庭・仕事のバランスの取れた状態を目指すことを推進していますので、「3KMプラン」を3KMを充実させる手段として活用いただければと思っています。
大木さん:ポイントは、毎年度2万ポイント(2万円相当)が付与されて、一定の期限までに早期に健康診断を受診した社員にはインセンティブポイントとしてさらに2万ポイント、最大で年間4万ポイントが付与される仕組みになっています。ポイントは商品やサービスと交換することができます。
私が気になっているのは、美容アイテムですね!自分で使うものでもいいですし、家族へのプレゼントにもいいなと思います!
伊佐さん:東京ディズニーリゾートでお得に遊べるデジタル利用券や、Apple製品、旅行、健康器具の購入などにもポイントを使えるので、ECサイトのように使えるかなと思います。私はiPadが気になりますね。
将来的には、健康増進に努めた社員にポイント付与できるようなサービスも設計していければと考えていますし、いずれは社員からアイデアを募集したいです。
M&A仲介の仕事は、ハードな働き方をする印象を持たれる方も多くいらっしゃると思いますが、だからこそ働きやすい環境を整えていくことが重要だと考えています。体は何よりの資本ですので、この健康保険組合の設立が、より健康意識を高く持っていただくきっかけになればと思っています。
大木さん:従来より産業医の先生への相談も行っていますが、設立を機に、「健康診断を早く受けよう」「3KMプランでいい健康器具を買ったから頑張ろう」と思ってもらえたら嬉しいです。また、「働きやすさ」も日本M&Aセンターに加わったという点では、会社としてのブランディングにもつながると思いますので、設立がゴールではなく、社会の変化やニーズに合わせて、便利で効果的なサービスを提供できるようにしていきたいと考えています。
日本M&Aセンターグループは、今後も様々な健康づくりに取り組んでいきます!