
※本記事は、2025年9月末発行の日本M&Aセンター広報誌「MAVITA」VOL.6からの転載です。
「MAVITA」をご覧になりたい方はこちら
「MAVITA」へのご感想をお寄せください。アンケートにご回答いただいた方の中から抽選でご希望の商品をプレゼントいたします。(応募締切:2025年12月31日まで)
アンケートフォームはこちら
《日本M&Aセンター北海道営業所》
東京、大阪に次ぐ日本M&Aセンター3番目の拠点として、2010年に開設。2015年に、現在の札幌大通西4ビルへ移転しました。地域の金融機関、会計事務所との連携も深めながら、北海道全域で活動を展開。2024年までの直近10年間で、約400件のM&Aを支援しました。北海道をよく知るM&Aコンサルタントが、地域に根ざした営業活動を行っています。
《DATA》
北海道札幌市中央区大通西4丁目6-1 札幌大通西4ビル6階
地下鉄東西線・南北線・東豊線「大通」徒歩1分、JR「札幌」南口徒歩約10分、札幌駅前通地下歩行空間14番出口直結
TEL:011-522-6173(代)(平日9:00~17:30)
北海道は後継者不在率が全国4番目の高さ※で、事業承継に課題を抱える企業が数多く存在します。裏を返せば、M&Aの潜在ニーズは非常に高いといえ、企業が継続することによる雇用や経済への効果も大きいです。実際に私自身も道内をまわる中で実感したのが、地域ごとに強い特色があることです。当然ではありますが、産業構造や経済状況、文化などは、各地で大きく異なります。だからこそ、北海道営業所に所属する全M&Aコンサルタントが北海道で暮らしながら業務にあたることは、大きなメリットになると感じます。地元では今こんな会社、お店、商売が話題になっているとか、こうした課題が顕在化しているといった情報は、やはり出張でやってきて業務にあたるだけでは、なかなか体感しづらいものです。M&Aコンサルタントが地域にしっかりコミットすることで、そうした生きた情報をベースにした、よりきめ細やかな仲介業務が行えると考えています。北海道は後継者不在率が全国4番目の高さ※で、事業承継に課題を抱える企業が数多く存在します。裏を返せば、M&Aの潜在ニーズは非常に高いといえ、企業が継続することによる雇用や経済への効果も大きいです。
実際に私自身も道内をまわる中で実感したのが、地域ごとに強い特色があることです。当然ではありますが、産業構造や経済状況、文化などは、各地で大きく異なります。だからこそ、北海道営業所に所属する全M&Aコンサルタントが北海道で暮らしながら業務にあたることは、大きなメリットになると感じます。地元では今こんな会社、お店、商売が話題になっているとか、こうした課題が顕在化しているといった情報は、やはり出張でやってきて業務にあたるだけでは、なかなか体感しづらいものです。M&Aコンサルタントが地域にしっかりコミットすることで、そうした生きた情報をベースにした、よりきめ細やかな仲介業務が行えると考えています。

あわせて、M&Aコンサルタント同士の連携が強い点も私たち営業所の特徴です。これにより、現場で得られた情報や知見が的確に共有・蓄積され、支援の質や組織としての対応力を高められていると自負しています。こうした活動が可能になっているのは、金融機関や会計事務所など、パートナーの皆様のご協力があってこそです。今後もその連携をいっそう深め、地域全体でM&Aを支える体制を築いていければと思います。
私たちのパーパスは「道内全土にM&Aを届け、北海道の未来を創る」こと。その根底にあるのは、北海道のためにという想いです。お客様にとって〝最高のM&A〟となるよう丁寧に支援し、「やってよかった」という声を一つずつ積み重ねていきたい。それこそが最良のPRとなり、M&Aに対する地域の理解と信頼を広げる原動力になると信じています。
そのためには、お客様にとって厳しい内容のことをお伝えすることもある一方で、後ろゆびを指されるようなM&Aは絶対に仲介しません。今後もそうした誠実さを何より大切にしながら、北海道に根ざした活動を展開していきます。
日本M&Aセンター 北海道営業所 所長 佐戸 卓也
メガバンクにて法人営業担当を経験。2017年に日本M&Aセンターに入社。入社以来、地域金融機関と連携する部署にて、幅広い業種のM&Aを支援。累計成約件数は50件超。2023年4月より北海道営業所の所長に就任。趣味は旅行。
活躍中のM&Aコンサルタントに、どんな想いで仕事に取り組んでいるのかを聞きました。

入社以来、主に譲受け企業の担当を務めてきました。そんな私が日々心がけているのが、譲渡企業との面談にもできる限り同席することです。なぜなら、実際にお会いしてこそわかる感情の機微や、細かなニュアンスがあるからです。面談数は2倍になりますが、それによってミスマッチを減らせ、結果的に成約率も高まると感じています。
この仕事は、社長や役員の方々と対面する機会が多く、とてもありがたい一方、限られた時間でいかに先方のプラスになる価値をご提供できるかが重要です。相手企業の担当者ともすり合わせながら、しっかり準備して臨みます。
幸いにも私は面談で緊張することがあまりなく、そこは証券会社時代の飛び込み営業の経験も生きているのかもしれません。
人生を一歩進めるお手伝いができる点も、この仕事の魅力です。以前私が担当したM&A案件の成約式で、両企業のご家族全員が出席される中、譲受け企業の社長のご子息が「将来は日本M&Aセンターに入りたいです」と言ってくださったことをよく覚えています。ぜひ今後も「北海道の企業のために」を追求し、努力していきたいです。
田中 啓介
大手証券会社で法人・個人営業を経験し、2021年3月に日本M&Aセンター入社。主に譲受け企業を担当し、多くの成約実績を残す。2025年4月より北海道営業所に赴任。趣味はサッカー。

この仕事の大きなやりがいであり、責任の重さでもあるのが、私たちM&Aコンサルタントの判断の重要性です。
M&Aは、譲渡企業にも譲受け企業にも、大きな経営インパクトをもたらします。だからこそ、お相手企業の選び方から状況の伝え方まで、一つひとつの選択に最善を尽くすことが求められます。それには、先を読む力や、相手を理解する力も重要になる。それらをふまえながら、お客様も含めたチームで成約までやり遂げるところに、とてもやりがいを感じます。
特に心がけているのが、どんなに細かなことでもお約束は必ず守ること。そして、お客様に何かをお伝えする際には、脚色せずになるべく事実のままお伝えすることです。自分の考えを添える際には、事実ときちんと区分けするようにもしています。日々そうしたことに真面目に取り組むことでお客様から信頼され、その結果、企業の命運を託していただけるのだと思います。以前、お客様から「岡田さんじゃなかったら契約してないですよ」と言っていただけた時は、本当に嬉しかったです。
ご縁あって北海道に来たからには、きちんと成果を出したいと思います。その結果、北海道の未来が明るいものになれば何よりです。
岡田 陽平
半導体専門商社、人材系ベンチャーを経て、2023年12月に日本M&Aセンター入社。入社以来、北海道営業所にて道内企業のM&A支援に取り組み、事業承継から成長戦略の提案まで幅広く従事。趣味は筋トレ。



写真:富本 真之 文:田嶋 章博



