日本M&Aセンターでは、M&Aの今をお届けする広報誌「MAVITA(マヴィータ)」を発行しており、2023年10月にVol.2を発刊いたしました。今回は、「譲渡後の未来 ~オーナー経営者5人のM&A後のストーリー~」と題し、実際に会社を譲渡した経営者5人の現在を特集しています。
■広報誌「MAVITA」ダウンロードページ
MAVITA Vol.2主なコンテンツ
・特集 譲渡後の未来 ~オーナー経営者5人のM&A後のストーリー~
あまり知られることのない「譲渡した経営者のその後」をテーマに、実際に会社を譲渡した経営者5人に、譲渡の目的と譲渡後の現在についてインタビューしました。
中身を少しご紹介!
【株式会社オー・デリス・ドゥ・シバタ 取締役 柴田 武さん】
会社の運営を任せ、商品開発やプロモーションなどクリエイティブな仕事に専念
24歳で独立後、東海エリアを中心に出店し、日本人パティシエとして初めて海外展開を果たしていた柴田さん。一方、パティシエの仕事以外に、人事や労務、経理などといった管理業務が増えたこと、クリエイティブな仕事に時間を割けなくなっていたことで、一緒に経営を担う仲間が欲しいとM&Aを検討。そして、2022年12月、中日本氷糖株式会社と成約に至りました。現在は、会社の運営を任せ、「シェ・シバタ」のブランドを後世に残すべく商品開発やプロモーションなどに注力されています。
【WannaEat株式会社 代表取締役社長 牧本 天増さん】
日本一を目指すために、起業後3年足らずでUSEN-NEXT GROUPにジョイン!
大学2年生の時に、ブームだったタピオカ店の経営で月商1200万円、営業利益率50%以上の利益を上げ、次に立ち上げたのが株式会社バーチャルレストラン(現WannaEat株式会社)でした。バーチャルレストランは、デリバリーに適したメニューを開発して飲食店に提供し、運用を一緒にやっていくフランチャイズに近いサービスです。順調な経営を続けていましたが、ハイスピードで事業を拡大し日本一にしたくなったと牧本さん。圧倒的な営業力を獲得するため行き着いたのが、大手のリソースを借りる、成長のためのM&Aでした。
M&A後、事業面での効果はすぐに表れ上場企業の信用力は絶大だと牧本さんは振り返ります。現在も社長として事業をけん引し、食のセレクトショップ「WannaEat」、フードライセンスシェアリングサービス「フーシェア」など、新たな食のインフラを実現させたいと語っています。
中小企業のM&Aが世の中に浸透し、自身の会社の譲渡を考えるオーナー経営者が増えてきた一方で、譲渡に対するさまざまな心配の声も増えてきました。譲渡のトリガーを引くのはどんな時なのか、譲渡後にはどんな未来が待っているのか紹介いたします。
合わせて、M&A検討時に譲渡オーナーが抱きがちな心配事や疑問について日本M&Aセンター 柴田彰が解説します。
社長へのビタミン!
元サッカー日本代表監督で現在はFC今治の運営会社である今治.夢スポーツで会長を務める岡田武史氏のインタビューを掲載。サッカーで挑む地方創生についてお話しいただきました。
こちらも中身を少しご紹介!
「主体的にプレーできる自立した選手と自律したチームを育てることを目的としたサッカー指導の方法論である」岡田メソッドを考案し、FC今治をはじめとする地元の少年団やジュニアユース、高校サッカーなどで活用してもらい、共にサッカーの底上げを図る、今治モデルを作ろうと呼びかけました。しかし、今治に住んでわかったのが人口減少の現実。今治での成功には地方創生が必要だと。サッカーを通じたコミュニティーで今治を活気に満ちた街にするべく、自らの足で、東京の若手経営者などに構想への想いを話してまわると、多くの賛同を得て、2023年1月、総工費42億円の「今治里山スタジアム」の完成に漕ぎ着けました。
会社経営とサッカー指導。一つの目標に向かって全員が効率的に力を合わせること、そして人のマネジメントが重要という意味でも、経営はサッカー指導と同じだと感じたそうです。経営者になって(または「会社スタートから」?)8年、今ではグループで100人を超えるまでになり、岡田監督が進める新たな地方創生のスタイルが着実に今治、そして全国へと広がっています。
私たちにおまかせ! 拠点紹介
日本M&Aセンター 中部支社にフォーカス。地元企業の成長に情熱を注ぐ中部支社メンバーやまちの様子を写真とともに紹介します。
日本M&Aセンター ニュース&トピックス
日本M&Aセンターグループの情報をお届けします。
・M&Aをわかりやすく解説する全国1万人セミナー開催中
・専属コンサルタントが常駐!「にいがた経営相談窓口」を開設
・地域を元気に!東北六祭りに協賛 など
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日本M&Aセンター広報誌担当 mavita@nihon-ma.co.jp
広報誌「MAVITA」について
日本M&Aセンターは、中堅・中小企業のM&A仲介会社として1991年に創業。企業の存続と発展に貢献したいという想いのもと、これまで8,000件超の友好的M&Aを支援してきました。この30年で日本は大きく変化し、経営者の高齢化や後継者不在問題により、事業承継・M&Aは日本全体の喫緊の課題となっています。
ますます重要性を増していくM&Aを身近に感じていただくため、「MAVITA」は2023年春に創刊しました。
「MAVITA」という名前には「M&Aのある人生」(vita=ラテン語で人生・生活の意)という意味を込めています。M&A業界の今が分かる情報誌を通じ、M&Aのある人生を考えていただくことをコンセプトに、日本の中小企業を取り巻く状況や、経営に関わるトピックを幅広く掲載しています。
「MAVITA」でお届けする情報が、何か一つでも皆様のお役に立つことを願っています。
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M&Aの今を知るならこれ!広報誌「MAVITA」担当に聞く創刊の裏側