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M&Aの今を知るならこれ! 広報誌「MAVITA」担当に聞く創刊の裏側。

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M&Aの今を知るならこれ! 広報誌「MAVITA」担当に聞く創刊の裏側。

2023年春、日本M&Aセンター発行の広報誌を大幅リニューアルし、新創刊した「MAVITA」。担当した広報・PR部の久水さんと小西さんに、創刊に込めた想いや裏話を聞きました。

経営者の決断に寄り添う情報を届けたい

―「MAVITA」創刊のきっかけは。

小西:経営者やそのご家族、従業員、日本M&Aセンターの提携先の皆様など、もっと多くの方にM&Aに興味を持っていただけるきっかけを作りたいと思ったのが創刊のきっかけです。
もともと当社には20年弱続いていた広報誌があったのですが、それはM&Aに関する情報というよりは、日本M&Aセンターグループの最新情報をお伝えするためのものでした。当社のニュースを発信するのも企業として大切な取り組みですが、経営者が本当に必要としているのは何だろうと考えたときに、経営の選択肢の一つとしてM&Aの理解が深まるようなトピックをお伝えし、経営者の悩みに寄り添うような情報を届けたいと考えました。

媒体名の「MAVITA」は、“M&Aのある人生を考える”という想いを込めた造語です。「MA」はM&A、「VITA」はラテン語で“人生”や“生活”という意味です。ふとした時に手にとっていただけるような冊子になればと願い、あえて紙媒体で創刊しました。

―「MAVITA」のポイントは。

小西:歴史のある広報誌をリニューアルするので、変化を目でも感じてもらえることを意識しました。ページ数もこれまでの3倍以上の28ページにし、情報量を大幅に増やしています。発行回数も従来の年4回から2回に減らす分、中身のクオリティを意識し、企画や取材、編集には時間をかけました。

初回の特集は「ニッポンのM&A」と題して、M&Aにまつわるデータをあらためておさらいし、自社の現状と照らし合わせながら読んでいただけるような内容にしました。今後もM&A業界のトレンドやM&Aの知られていない側面を取り上げるほか、ゲストに登場いただき情報発信していく予定です。

久水:譲渡企業にとってM&Aは一生に一度のこと。勇気のいる難しいテーマだからこそ、分かりやすい内容・親しみやすいデザインを意識しました。ただ、M&A仲介会社のリーディングカンパニーとして、情報は正確に伝えなければならないので、固すぎず柔らかすぎない言葉選びや、情報をどこまで掲載するのかというところは悩みました。

今回、多くの方に取材でご協力いただきました。当社の社風として新しい取り組みに対して積極的に協力したりアドバイスをくれたりする人が多く、私たちも「どうすれば経営者や提携先の皆様に有益な情報を届けられるか」を真剣に考えてアイディアを出しあいながら作り上げました。

―制作中にトラブルはありましたか。

久水:いっぱいありましたよ。年末など、M&Aの成約が多いタイミングではコンサルタントも忙しく、スケジュールが合わなくて取材が後ろ倒しになったりしました。なかなか原稿が返ってこないことも(笑)私たち自身も、ここまでの情報量の広報誌を新たに作るというのが初めてだったので1つ1つの作業に時間がかかりました。関わる人が多く、予定通りにいかないことも多々ありましたが、「MAVITA」を世に出したいという想いでどうにか完成させることができました。

最高のM&Aをより身近に

―「MAVITA」の目指すゴールはどこですか。

久水:日本中の人がM&Aを知っている世界です。「MAVITA」が、日本M&Aセンターグループが掲げる「最高のM&Aをより身近に」というパーパスを実現する一助になればと思っています。創刊号の発行部数は1万8,000部なので、これを3万部、5万部にして、英語版も発行し世界に発信したいと野望を持っています。

リーディングカンパニーとしての経験と情報の蓄積を活かして広報誌をお届けすることで、業界の信頼向上にも貢献していきたいですね。

 広報誌「MAVITA」はこちらから