2022年12月に日本M&Aセンターに入社した業界再編1部 原田 真成さんは、2024年11月には第一子が誕生し、1ヵ月間パパ育休を取得しながらも、入社以来2期連続で年間目標を達成。そんな原田さんにM&Aコンサルタントの仕事や育休を取得した時の想いを聞きました。
―目標達成のための原田さんなりのコツはあるのでしょうか。
日本M&Aセンターに入社した時は、未経験でしたので、本当に自分がM&Aをできるようになるのかと不安でした。しかし、日々の目標を周りの人の協力を得ながら達成していくことで、少しずつ成果がでるようになっていきました。
成果を出すのに特別な裏技はないので、目の前の小さなことをコツコツと達成していくしかないんですよね。だんだんとこれまでまいてきた種が実り、2024年度は早期に目標達成できたのだと思います。日々の活動が未来の自分につながるのだと身をもってひしひしと感じます。
―営業活動において、原田さんならではの取り組みはありますか。
自身の強みとして、セミナーのノウハウを持っていることを活かしています。前職は組織コンサルティングを手掛ける会社で数多くのセミナーに携わっていました。当社でも、セミナーを軸に営業活動の戦略を立てたのは自分ならではの取り組みかと思います。
まずはセミナーの開催日を先に決めてそれに合わせて準備するというのを何度も繰り返し行い、強制的に成長する環境を作りました。同じことを繰り返しているように思えても、話し方が上手くなったり、ネットワークが広がったりしているので、結果として目標額が大きくなっても達成できているのかなと思います。
―現在の業務内容を教えてください。
業種特化チャネルという特定の業種・業界を専門に支援する部隊におり、その中でも製造と物流を担当する業界再編1部に所属しています。前職でメーカーに勤めていたメンバーが多く、マニアックな知識を持っていて機械の話でよく盛り上がっています(笑)
私は大学時代、工学部の機械システム工学科に在籍しており、その後は地元・長野県の機械メーカーに就職し、自動車部品を製造する機械の製作に携わっていました。そこでは愛知県の自動車メーカーに3年間の出向も経験しました。その中で日本の産業の根底を支える製造業をより発展させていきたいとの想いから、製造業に特化したM&A支援チームを持つ日本M&Aセンターに入社しました。
住まいは都内で東京本社所属ですが、愛知県のお客様が多いため週の半分は出張しています。
―2024年11月には1ヵ月の育休を取得されましたね。
2024年の11月20日から約1ヵ月間育休を取得しました。取得は妻の妊娠がわかった4月頃から考えていました。私が所属する部署では、これまでパパ育休を取得した前例はありませんでしたが、上長から反対されることもなく、チームメンバーも背中を押してくれました。
育休を取得することで営業活動に支障が出て、年間目標を達成するハードルが高くなってしまうのではという焦りはありましたが、無理だと思っても仕方がないので、やってみようと決断しました。
―育休期間はいかがでしたか。
妻が初産で出産に32時間かかり、出産後の体のトラブルなどで、退院後もしばらく立てずにあまり動くことができませんでした。そのため私が子育てや家事全般を担い、休む暇がほとんどなく、今思えば計画的に育休を取得していなかったらどうなっていたことだろうと恐ろしいです。
―原田さんの原動力はなんですか。
心配性で来期のことを考えるといつも不安なのですが、それを部長の瀬谷 祐介さんに話すと、「不安じゃなかったら意味ないよ。不安だから頑張れるんだよ」と言われたのが心に残っています。不安が原動力ですね。
また、自分に合った活動を自由にさせてくれるのが日本M&Aセンターの良いところです。「やめなさい」と言われたことは一度もなく、いつも上司を含めた周りの方たちが、「やってみたらいいよ」と背中を押してくれるので、とても働きやすいです。
―M&Aコンサルタントの魅力を教えてください。
やりがいがあり、自分自身も成長することができるところですね。仕事を通じて多くの方に出会うことで、人脈も広がり、「原田さんに紹介したい人がいる」と言ってくださる方も多く、そういうときにこの仕事をしていて良かったなと思います。
プロフィール
日本M&Aセンター 業界再編1部
原田 真成(はらだ・まさなり)
1990年生まれ、長野県出身。山梨大学工学部卒。
新卒で入社した地元長野県の工作機械メーカーにて約8年勤務(内3年は大手自動車メーカーの生産技術職に出向)。組織コンサルティング会社勤務を経て、2022年12月日本M&Aセンター入社。現在は、業界再編1部の製造チームに所属し、製造業の譲渡企業および譲受け企業を担当。
2024年11月に1ヵ月間育休を取得し、現在1児の父。