
新卒で2024年4月に日本M&Aセンターへ入社した、中部事業法人部 中川 雄翔さん。中部支社はこれまでにも多くの新人賞受賞者を輩出してきた拠点であり、中川さんは2025年度「新人賞(新卒2年目部門)」を受賞しました。今回は、新人賞受賞までの道のりや、日々の仕事への想いについて話を聞きました。
※所属・肩書等は取材当時。
―新人賞を受賞したと聞いたとき、率直にどんな気持ちでしたか。
まず率直にうれしかったです。当時部長で現・産業戦略1部部長の安島 峻平さんから「新人賞は人生で何回も取れる賞じゃない。これは絶対に狙おう」と言われていて、その言葉を胸に1年間取り組んできたので、その結果、賞という形で評価していただけたのは、これまでの努力が間違っていなかったと認めてもらえたようで、本当にうれしかったです。
安島さんには、初めての成約案件も含め、商談にはすべて入ってもらって、横でサポートしていただきました。また仕事の進め方だけでなく、プロフェッショナルとしての基礎、そして愚直に真面目に働く姿勢を背中で教えていただきました。今は部署が変わり安島さんの直属の部下という立場ではありませんが、成果を出し続けることで恩返ししていきたいと思っています。

―入社1年目と比べて、ご自身が一番成長したと感じる点はどこですか。
一番大きいのは、妥協しなくなったことです。1年目は「新人だからここまででいいか」という気持ちがどこかにありました。
ただ、本配属で中部支社に異動後、環境が変わったのを機に、自分の意識や仕事への向き合い方も変わっていきました。中部支社はこれまで多くの新人賞受賞者を輩出している拠点で、単に優秀な先輩がいるというだけでなく、日々の行動量や基礎の徹底を重視する文化や、目標に向けて愚直にやり切る環境があります。安島さんをはじめ、2024年度に新人賞を受賞された高橋 夕日さんなど、身近な先輩たちが結果を出している姿を毎日のように見る中で、「このままでは先輩がいる領域にはたどり着けない」と強く感じました。そこからは、日々やるべきことを妥協せずにやること、大変なことほど先に終わらせることを意識するようになりました。
―印象に残っている案件やお客様とのやり取りについて教えてください。
初成約案件です。相手は、過去にM&Aの経験がある企業の役員の方で、知識や経験は、短期間で埋められるものではないと痛感しました。だからこそ、自分にできることに集中しようと決めました。とにかく行動し、譲渡企業オーナーの気持ちを丁寧にくみ取り正確に伝えること、そして分からないことは安島さんに相談しながら二人三脚で進めること。その一つひとつを愚直に丁寧に積み重ねました。最終的に、成約後にいただいたお客様アンケートで「経験の少ない部分を昼夜問わずの馬力でカバーいただき、感謝しております」とコメントをいただけたときは、本当にうれしかったです。新人賞をいただいたことももちろん光栄ですが、お客様からその言葉を直接もらえたことは、何よりの自信につながりました。
―仕事をするうえで日々意識していること、新人賞につながった要因は何だと思いますか。
一番意識しているのは、事前準備です。新卒で日本M&Aセンターに入社し、20代という若さで経営者の方と向き合う仕事なので、準備を怠れば信頼は得られません。業界の動向、過去のM&A事例、対象企業のことはできる限り調べてから面談に臨むようにしています。実際、準備の甘さから「全然分かっていない」とお客様に厳しく叱られた経験もあります。ただ、そのたびに「この業界ではこういう視点が大事なんだ」と学び、次の面談に生かしてきました。
新人賞を取れた理由については、特別な能力があったとは思っていません。「運」を手繰り寄せるために、目の前のことから逃げずにやり続ける、感謝を忘れないといった当たり前のことは続けてきました。みんながやることを、やり続けただけ。その差が少しずつ積み重なった結果なのかなと思います。

―忙しい日々の中で、リフレッシュやモチベーション維持のために意識していることはありますか。
意識しているのは、仕事と少し距離を置く時間をつくることです。休日の朝はカフェへ行き、仕事とは直接関係のない本を読んだり、あえて全く違う情報を取り入れたりしています。そうした時間が、気持ちの切り替えやリラックスにつながっていると感じています。最近読んで印象に残っているのは、稲盛和夫さんの「生き方」です。日頃、教わってきた内容と重なる部分が多く、結果を出している人ほど当たり前のことを徹底しているのだと改めて実感しました。社会人になってからは年間10冊ほどしか読めていませんが、その中でも特に心に残った一冊です。また日本M&Aセンターホールディングス 三宅 卓社長の教えでもありますが、「頭だけでなく、心と体を同じように疲れさせることが大事」という考えが私の中で非常に印象に残っていて、意識的に息抜きを入れるようにしています。
―体を動かすリフレッシュとしては、普段どんなことをされていますか。
フットサルをすることが多いですね。中部支社のメンバーで大会に出たり、個人参加で体を動かしたりしています。それ以外にも、朝少し早く起きてランニングをしたり、家で軽く筋トレをしたりしています。毎日5〜15分でも体を動かしてから出社することで、気持ちがリフレッシュされて、良い状態で仕事に入れると感じています。
―今後、どんなM&Aコンサルタントになりたいですか。
案件単位ではなく、「中川と一緒に仕事がしたい」と指名してもらえるような存在になりたいです。1社、2社の譲受だけで終わるのではなく、その先の成長や将来のイグジットまで伴走できる、経営者の右腕のような戦略パートナーを目指しています。
若いうちに本気で働き、苦労する経験を積める環境で、その分だけ成長を実感できる。そういう仕事に出会えたことは、今振り返っても本当に良かったと思っています。

プロフィール
日本M&Aセンター 中部事業法人部
中川 雄翔(なかがわ・ゆうと)
静岡大学卒業後、2024年4月に新卒で日本M&Aセンターに入社。入社後は譲受企業を担当する事業法人部にて、企業成長を支援する業務に従事。2025年度新人賞(新卒2年目部門)を受賞。愛知県出身。幼少期よりサッカーに打ち込み、高校時代は愛知県立刈谷高校サッカー部にてインターハイ全国大会出場。趣味はスポーツ観戦と読書。



