日本M&Aセンター九州支店は、オフィスでのコミュニケーションの活性化、業務環境の向上、将来的な九州支店の人員増への対応を目的に2025年7月に拡張移転しました。今春、日本M&Aセンター九州支店長に就任し、人材戦略部長と二足のわらじをはく中村 健太さん。九州支店への想いや支店長としてのやりがいを聞きました。
―今春、九州支店長に就任されました。九州とのつながりはもともとあったのでしょうか。
20年前に新卒で日本M&Aセンターに入社した当時は、東京と大阪の2拠点しかなかったので、私は大阪の拠点に所属しながら九州のお客様も数多く担当していました。それに母親が佐賀県の出身なので、実は半分は九州の血が流れています。
―支店長の役割をどのように考えていますか。
今年度、九州支店の組織改編があり、さらに管掌役員には九州支店の「創業者」ともいえる日本M&Aセンター 営業本部長 鈴木 康之さんが就任されました。私は部署間の連携を強めることと、支店全体を見渡してこぼれ落ちてしまうようなエラーやコミュニケーションミスが起きないようにカバーしていく役割を担いたいと思っています。支店社員には、支店長として全面的にカバーするので思い切って安心して仕事をしてほしいと伝えています。
また、自分自身もプレイヤーのつもりで最前線の現場に出ていくことを大切にし、面談にも足を運んで参加しています。
―久しぶりの営業現場はいかがですか。
2020年3月末までは営業本部に所属していましたが、現場でお客様に直接お会いできる支店長という仕事にとてもやりがいを感じています。人材戦略部長としても、M&Aコンサルタントの仕事についてよりリアリティを持って語ることができるので、採用や育成の場面においてシナジーがあると感じています。
―中村支店長から見た九州支店の雰囲気はいかがですか。
支店の組織改編と移転のタイミングも重なった今年は、まさに「第二創業」の真っただ中だと捉えています。中堅社員も勢いを増し、今後さらに盛り上がってくると思います。地元が九州の社員も多く、地元愛とプライドを持って仕事してくれているので気持ちがいいですね。
―九州での営業活動において、脅威を感じている存在はありますか。
M&A仲介各社も拠点を出していて、九州というマーケットにはライバルも多いですが、もっと九州のM&Aが活性化することのほうが大事だと思っているので、引き続き当社のクオリティをお客様に届け続けていきます。
―最後に今後の目標を教えてください。
支店長としては九州支店の今期目標達成を目指します。地方拠点同士でも切磋琢磨しながら会社の成長にもドライブをかけていければと思います。個人としても支店の責任者として、経営的な視点、視座を高めてさらにレベルアップしていきたいです。
Point1 コミュニケーション活性化と一体感の醸成
執務室内に全体会議が視聴できる大きなスクリーンを設け、そこにオープンなコミュニケーションスペースをとり、一体感のある会議ができるようにしました。
Point2 働きやすく生産性をUPする執務環境
通常のデスクをベースに、一部WEBブース、2画面席、窓際席をつくることで、メリハリをつけた働き方を促進し、生産性向上を図ったレイアウトとしました。
Point3 九州らしさ(愛着を持てるオフィスに)
九州の地図をデザインで施したり、九州の木材を使った会議室テーブルを採用したり、地域への想いを伝えられるオフィスとなるように工夫しました。
新住所
福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目14-1 博多深見パークビルディング9階
プロフィール
中村 健太(なかむら・けんた)
1981年生まれ。三重県出身。大阪大学理学部卒。
2005年4月に新卒1期生として日本M&Aセンターに入社。M&Aコンサルタントとして15年間で80件以上のM&Aに関与し、2020年4月に人材戦略部を立ち上げる。人材ファースト統括部長および営業開発部長として、社員の成長と会社の発展に注力。2025年4月より九州支店長を兼任。