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2021年9月にメガバンクからバトンズへ転職し、入社から2年間で士業向けの新規開拓営業とカスタマーサクセス、新規事業の立ち上げ部署における金融機関向けの営業と複数のポジションを経験している鈴木友梨香。2020年に大学を卒業してから、情熱と行動力で実績を重ねてきた原動力の根源に迫りました。
大学は商学部で、マーケティングのゼミに入り企業へビジネスの提案をすることに挑戦したり、ビジネスインターンなどに参加していました。経営や事業づくりにとても興味があったんですよね。企業経営で重要になる「ヒト・モノ・カネ」のお金の部分を学びながら多くの経営者とお話ができると思ったので銀行を志望しました。就職活動の中で、インターンでお世話になっていたメガバンクから内定をいただき、働く方の情熱や体育会系の風土に惹かれて進路を決めたんです。私も積極的な性格なのでカルチャーフィットしそうだなと思ったことが大きかったですね。
実際に入社してみて、やっぱり先輩が仕事のことを情熱的に語る姿はとても魅力的でしたし、同期も優秀な方が多くてとても磨かれた実感がありました。大手なので研修もとてもしっかりしており、社会人としての基礎を構築してくれたと思います。結果として一年半で転職したのですが、本当に感謝しています。
印象に残った出来事は2つあります。1つは法人営業の研修の一環で、先輩が担当されているお客様に提案をするというものがあったのですが、私は販路拡大についての施策を提案しました。めちゃくちゃ緊張しましたし、お客様のことをすごく調べて一生懸命考えましたね。結果として、事業部長が興味を持ってくださって、プレゼンの機会までいただけたのですが、徹底的に相手のことを考え抜いたら相手に伝わるし、受け入れてもらえるんだな、と感じたことが印象的でした。
もう1つは事業承継です。2年目の時に約20社の法人を担当させていただいておりましたが、潜在的なものも含めてほぼ全ての企業で事業承継の問題を抱えていらっしゃいました。私も行内でマッチング先を探してみたりなどできる限りのことはしてみたのですが、銀行としてはやはり利益を確保することも必要なのでどうしても全ての会社をご支援し切ることはできない。私が配属されていた部店では「事業承継でNo1になる」という目標を掲げてはいましたが、色々なハードルにぶつかって、やりきれない気持ちが払拭できませんでした。企業側も「M&Aは大きな会社しかできないものでしょ」といって諦めてしまうケースもあり、理想と現実のギャップに直面しましたね。
何か大きな出来事があって転職を考え始めたというわけではなかったです。元々、事業作りができる人になりたくて銀行に入りましたが、次第に「ここにいて自分の理想の状態に近付いているのか」という疑問が積み重なっていったという感じでした。銀行は全く新しいサービスをゼロから作るというよりかは、今あるサービスを組み合わせてお客様に提案するということがほとんどなので、だったら新しいサービスをどんどん生み出すベンチャー企業に飛び込んだ方が良いのではないかと思ったんです。
ー転職活動の中でバトンズと出会い、どんな印象を受けましたか?
面接では取締役COOの宮竹さんのエネルギー量の凄さに圧倒されました。すごくパワフル。こんなにパワフルな役員っているんだ、っていうくらい事業に情熱を持っていて、それをフルパワーで語ってくれたんですよね。新卒での就職活動を含めて多くの会社のお話を伺いましたが、ダントツでした。バトンズに入社する決め手になったのは宮竹さんの情熱と業界への当事者意識の強さですね。
当時の私の転職軸は、
・裁量権を持って働けること
・自分自身にスキルが身に付くこと
・社会貢献性の高い事業であること
の3つでした。
宮竹さんからは「バトンズを通じて日本経済を良くしていきたい」というビジョンがすごく伝わってきて、私の転職軸だった「社会貢献性の高い事業であること」にぴったりだったんですよね。
ものすごいスピードで新しいサービスが生まれていくので驚いています。私自身のチームも、士業向けの新規開拓営業からカスタマーサクセスへ変わり、そのあとは金融機関専用M&A支援システム「BMASS(ビーマス)」の立ち上げメンバーに選んでいただきました。一般的な会社だったらそれぞれ3年スパンくらいで異動していくような感じになると思うのですが、バトンズではその間わずか2年ほど。事業成長の勢いとスタートアップのスピード感がすごい。いい経験出来てるなとめちゃくちゃ感じます。
今、配属されている金融機関向けの営業とシステムを導入するオンボーディング支援を担っている部署ですが、サービスの立ち上げから関わることができていてとても勉強になっています。最初は、プロダクトが出来上がっていないのに売りに行ってたんですよ。すごい会社だと思いましたね。印象的だったのが、このプロダクトを設計した代表取締役の神瀬さんが「このサービスってお客さんの何を解決するものなの?」という問いかけをしてくださったことです。私は0→1ができる人になりたいと思っており、そのためにはビジネスのフレームワークをたくさん知っていないといけなかったり、財務に詳しくないといけなかったりと難しいことばかり考えていたんですよね。でも実はすごくシンプルで、サービスはお客様のためにある。だから、お客様が求めているものを具現化していくのがサービスを立ち上げるためには一番大切なプロセスだったんです。お客様の何を解決するサービスなのかというのを突き詰めた結果、いいサービスが出来上がる。すごくシンプルな真理ですよね。
私たち営業はお客様から聞いたニーズを社内のエンジニアと擦り合わせてサービスに昇華させていくことが仕事です。既にあるサービスを売るのではなく、お客様ともっともっとサービスを育てて良いものにしていけば、より多くのお客様に選んでいただけるようになる。チームで力を合わせて試行錯誤していくのは新鮮だしやりがいを感じています。
これまでは士業のお客様の担当でしたが、金融機関とやりとりをするようになったので少し変化はありました。カルチャーとして新しいものに慎重になるお客様が多いので、いかに安心してご利用いただけるかを考えてご説明し、上席の方にも理解いただくためにはどう説明していくべきかを一緒に考えさせていただいたりと、今までとは違ったアプローチが必要になります。
コロナ禍だったこともあり、ずっとWeb面談ツールを通しての商談が多かったのですが、最近では全国に出張訪問する機会も増えてきました。やっぱり直接お会いすると交換できる情報量が格段に上がります。相互理解も深まって、商談がスムーズに進むことも増えました。「ウェットな営業」の大事さが分かりましたし、サービスの価値をより理解いただけるというのは嬉しいものですね。
とにかくポジティブです。会社の成長に伴って目標数値なども上がってきており、正直厳しいと思うこともありますが、そういう時こそチームの中で「お客様にどういう提案してる?」など声を掛け合ってノウハウを共有し、お互いを鼓舞して乗り越えています。私自身は、私個人の達成よりもチームで達成するということの方を重視しているので、お互いに成長し合える環境はとてもありがたいですね。
入社してからずっと一緒に仕事をしているのは中山さんと君島さんです。リーダーの中山さんは、人を支えるのがすごく上手です。チームメンバーに対してもですし、お客様に対しても、とてもきめ細やかで、ニーズを先回りして考えたサポートをされています。そういう姿勢を尊敬していますし、すごいなと思っています。
君島さんは大阪支社の配属なのですが、頻繁に電話やZoomを活用しているのでかなりしっかりコミュニケーションが取れている状態です。君島さんは、お客様のためにと思ってたらそれを行動に移すのがとても早くて、全てお客様起点なんですよね。お客様が喜ぶと思ったからやってみたとか、本当に小さなことですが資料を少し変えてみたとか。顧客志向が強くて、それを行動に繋げる早さなどは君島さんから学ばせていただいています。
全部やってみる!ということを大事にしています。正直、自分の強みがどういうところで、何が得意かというところがまだあまり見えてきていないので、とにかく考えながら走る。まずはやってみるということを徹底しています。考えるだけ考えて何もできないよりかは、まずはお客様に提案してみた方がお客様にとってもメリットに繋がるんじゃないかなと思うんですよね。答えはいつもお客様先にあると思うから。また、社内でも結果を出しているのはやっぱり行動力とスピード感がある人だと思います。社内のメンバーから刺激を受けながら、私も日夜成長させてもらっていますね。
私はやりたいことがたくさんあって、例えば会社の譲渡を考えている方のサポートができる部署の仕事もしてみたいし、マーケティングにも興味がある。いつか自分で会社を買って、経営者になってみたいとも思っています。バトンズっていろんな可能性があって、成長しているからこそチャンスもたくさん巡ってくる環境なんですよね。チャンスがあれば逃さないように持ち前の行動力で掴みに行こうと思っています。
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BATONZ noteより転載スピード感を持って「まずはやってみる」。メガバンクからバトンズへ転職し、ビジネスの0→1を担える人材を目指す