日本M&Aセンター 中部支社長 兼 コンサルタント戦略営業部 中部 部長 伊藤 泰之さん
日本M&Aセンター中部支社は、2023年に開設10周年を迎えました。2022年9月にはオフィスを拡張し、オシャレなカフェをイメージして作られた内装で、中部支社メンバーからも好評です!
今回は、2024年に新支社長に就任した伊藤泰之さんに、中部支社の雰囲気や今後のビジョンを聞きました!
東海エリアの企業の特徴は、トヨタ自動車をはじめとした製造業が多く、少しずつ売上利益を伸ばし、堅実な経営をされている会社が多いです。あとは地元を大切にしている方が多いですね。最初は関係を作るのが難しいですが、2回3回面談重ねていくうちに徐々に関係を築けると思います。
東海エリアだけでなく他エリアでも同じですが、経営者が20年、30年やってきた会社を譲渡するのは容易ではありません。経営者や事業に関心を持ち、どうしたら最も良いお相手に引き合わせられるかどうかを常に考えています。
日本の後継者不在問題は深刻で、M&Aは増加していくと言われていますが、特に増加率が高いのが東海地域だと思います。後継者問題だけでなく、たとえば自動車産業は今EVなど分岐点を迎えていて、会社の買収や譲渡も増えていますね。M&Aの需要でいうと魅力のある地域だと思います。
2022年に拡張したのですが、やはりコミュニケーションを取ることを大切にしたいので、ゆっくりくつろげてリラックスできるスペースを作りました。カフェスペースが執務室の真ん中にあるのがとても良く、みんなで集まってフランクに相談や会議ができます。また2023年からは、フリーアドレスを導入したことでフリーデスクとなりました。部署の垣根を越えて交流できるオフィスになり、ベテラン勢が積極的に若手メンバーに話しかけているので、コミュニケーションが以前にも増して活発になっていますね。
M&Aは成約まで半年から1年と時間がかかるので、入社したばかりの若手メンバーからすると、すぐには成果が上がらずもどかしく感じる人もいると思います。小さな成功を褒めたり、ゴルフをやったり、四半期に1回は支社飲み会を開催しています。以前はBBQも企画して交流を深めていて、日本M&Aセンターの拠点の中で一番、一致団結できている拠点だと思っています。
お客様、提携先の皆様のおかげでここまで来ることができ、身の引き締まる思いです。中部支社は地域に根付くことをテーマに掲げていますが、10年続いたのはそれだけ地域にお世話になってきたということですので、東海エリアにお返しする、還元する1年にしたいです。中部支社10周年記念イベントなどで、地域の提携先、これまで10年間支えてくれた方々に感謝を伝える年にしたいです。
中部支社の担当エリアを広げ、支社の規模を拡大していくつもりです。2、3年後には、東海3県はもちろん静岡や北陸3県など、いわゆる中部地方と言われるエリアでもサービス展開していきたいと思っています。オフィスも120~130名入るように作ったので、今後の拡大が楽しみですね。
地元への想いがある方がいいですね。あとはM&Aは人との会話が大事なので、コミュニケーション能力が必要です。知識は後々ついてくると思います。まさにクールヘッド、ウォームハートを持ち合わせている人ですね。異動があまりないので、地元で働きたいという方にはいい職場だと思います。家を建てたりしやすいですよね。
端から見る我々のイメージと実際にやっていることのギャップがまだあるとも感じています。日本M&Aセンターはノルマがきつくて、遅くまで仕事をしているというイメージもあると思うんです。でも実際は19~20時にはみんな帰っていますね。仕事するときはする、帰るときは定時で帰る。自分で時間をコントロールしやすい職場だと思います。
キャリアに関しても、地域の発展に貢献するのはもちろんのこと、東京や海外で頑張りたいと思えば応援してもらえるし、その環境もある。選択肢が多く、自分自身でキャリアプランを描くことができる会社だと思います。