シリーズ「部署紹介」!
日本M&Aセンターのことをより深く、そして広く知っていただくために、さまざまな部署をご紹介しています。
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今回は、社員の満足度を高めるためにさまざまな取り組みを行う専門チーム「ES推進課」。
研修や社内表彰などの全社員イベントや社員の家族に向けたファミリーイベントの開催など、取り組みは多岐に渡ります。
働き方や年収が注目される業界の中で、ES推進課立ち上げの経緯や具体的な取り組み、そして今後の目標について、ES推進課課長 坪川幸代さんと吉野成美さんに話を聞きました。
――ES推進課はどんなことをする部署ですか。
坪川さん:ESとは、従業員満足度「Employee Satisfaction」の略で、私たちは社員向けと社員のご家族向けの取り組みを行っています。社員に向けたものは、半期に一度全社員が一堂に会するイベントやインセンティブ副賞の提供、全拠点MA6(社内部活)などの企画・運営を担当しています。長いものでは1年かけて準備するイベントもありますね。
社員のご家族に向けては、会社の取り組みや社員などを紹介する家族報「Dear」の制作、また2023年度からは年に2回ファミリーイベントも開催しています。日頃社員を支えてくれているご家族に感謝を伝えるのはもちろんですが、日本M&Aセンターを知ってもらい、日本M&Aセンターの“一番のファン”になってもらいたいと考え開催しています。
――ES推進課は、どのような背景で立ち上がったのでしょうか。
坪川さん:ES推進課は、2022年に人材戦略部の中の1つの課として立ち上がりました。きっかけは、コロナ禍と社員の急増により、社内コミュニケーションが希薄になっている雰囲気を感じたことです。同じ会社で働いているのに顔と名前を知らなかったり、物理的に距離を取らざるをえない状況があったりして、不安を感じている社員も多かったように思います。
役員も“一体感や熱量”を取り戻すという言葉を社員に対して発信していて、当時私は別の部署に所属していたのですが、より社員の顔が見える今の部署に異動願いを出し、ES推進課を立ち上げさせてほしいと役員に直談判しました。
(社員向け) (家族向け)
・全社員研修 ・ファミリーイベント
・社内表彰 ・家族報「Dear」の制作
・半期決起会 ・ご家族への誕生日ギフト
・サンクスカード
・業績達成者研修旅行
・業績達成者パーティ
――立ち上げ当初はどんな苦労がありましたか。
坪川さん:元々日本M&Aセンターは、業績達成者パーティなどを通じてご家族との交流を図っていましたが、まずは他社が家族に向けてどんな取り組みをしているのか調べました。調べれば調べるほど日本M&Aセンターでももっとやれるという想いが強くなっていき、家族報の制作やファミリーイベントの企画に至りました。
また、イベント運営においては、今でこそイベントのオンライン開催は普通になりましたが、コロナ対策も踏まえリアルとオンラインのハイブリット開催という新たな取り組みに翻弄されていましたね。当初は私1人だったので大変な部分も多かったのですが、人材戦略部のメンバーも手伝ってくれて、楽しんでイベント運営などをしてくれていたのですごくありがたかったです。
その後、今は産休中ですが1人メンバーが増えて、さらに吉野さんが加わってくれました。
――吉野さんは前職では営業をしていたんですよね。
吉野さん:損害保険会社で法人営業をしていました。転職活動をする中で、社員の働き方や環境改善などに取り組める仕事を探していた時に、日本M&AセンターのES推進課を見つけました。前職でもファミリーイベントはありましたが人事部が採用などの業務の一環でやっていました。社員の満足度を高めることに特化したチームがあるなんて、純粋に面白そうだと興味を持ちました。
――実際に入社してみていかがでしたか。また、やりがいはどんなところに感じていますか。
吉野さん:イベントや楽しいことを企画することが好きで、友人と旅行に行く際にも旅のしおりを作るくらいです(笑)それが仕事としてできて、社員やご家族のためになっていることにやりがいを感じますし、社員の反響を直接聞けることも大きいです。
――社員の声から生まれた企画もあるんでしょうか。
坪川さん:ファミリーイベントや家族報「Dear」は、「やってほしいと思っていた」「家族を会社に呼びたいと思っていた」という声が想像以上に多かったです。M&A仲介という事業の特性上、扱う情報の秘匿性が高いので、自然とそういったイベントはできないという考えになっていたんだと思います。
――業務を行う中で、意識されていることを教えてください。
坪川さん:従業員・家族の満足度を上げ、社員のモチベーションが高まり会社の売上に貢献してこそ、ES推進課の存在意義があると考えています。また、退職者の減少にもつながればと思います。ただ、楽しいことをやったよねというだけでなく、会社に対して価値を出していくことは意識しています。
あとはイベントは全力で楽しむこと!当日までは綿密な計画を立てますが、私たちが楽しんでいないと、社員やご家族にも伝わらないので、それが一番大事ですね。
吉野さん:社員と会社の架け橋になる存在でいたいと考えています。社員は毎月増加していて価値観も多様化していくので、日本M&Aセンターのこれまでの伝統も残しながら、時代や社員に合う取り組みを行わなければいけないと感じています。新たな企画を考える上では、社員の声を活かすことは意識しています。
――これまでで印象に残っている企画はありますか。
吉野さん:社員のご家族も招待する業績達成者パーティーですね。パーティーの最後に、社員から家族に向けたメッセージムービーをサプライズで用意したのですが、涙しながら見る方もいらっしゃって、とても印象に残っています。社員から、「家族から来年も参加したいと言われたので、また仕事を頑張ります」という言葉も聞きました。年度末に実施しているので、1年を振り返りつつ翌年度に向けてのモチベーション向上につながっているように思います。私自身も頑張ろうと思える企画です。
坪川さん:ファミリーイベントですね。会社として初めての取り組みでしたし、ご家族からも来たかったという想いを聞いて、やってよかったと思いましたし、自分にとってもES推進課にとっても1つ大きな成果だったと感じています。ただ、これを“文化”にしていくためには、まだまだ改善の余地はあると思っていて、模索しているところです。
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――最後に、今後の目標を教えてください。
吉野さん:「従業員満足度の高い会社といえば日本M&Aセンター」と言われるようになることが目標です。その中で、やっぱり家族の応援は大きな後押しになると思うんですよね。家族が応援してくれる→社員のモチベーションが上がり仕事を頑張れる→お客様に正面から向き合える。この循環を目指していきたいですね。
坪川さん:営業会社の印象が強い日本M&Aセンターが、社員や家族の満足度を高める取り組みを重視していることは、まだまだ知られていないと思います。まだまだスタート地点なので、私たちが発信していくことで、ご家族はもちろん、提携先や入社希望者、またお客様に伝わっていけばいいなと思います。
ES推進課は、パーパスとして、「社員にも家族にも本気」を掲げています。M&Aコンサルタントが経営者に対して本気であるのと同様に、私たちは社員や家族に本気で向き合う。そういった想いも知っていただけるようにこれからも頑張ります!