2024年12月からコミュニケーションの活性化を目的に日本M&Aセンター 西日本支社で導入したおごり自販機。当社では初の取り組みで、「グループリーダー・成績優秀者・スタッフ職」と「若手コンサルタント」が2人同時に自販機にカードをかざすと、ドリンクが無料で購入できる仕組みです。導入担当者の総務部 三石 朝子さんに話を聞きました。
―「おごり自販機」導入のきっかけを教えてください。
西日本支社のコミュニケーションを活発化が課題としてあり、解決方法を模索する中で、前職でも導入を検討したことがあったおごり自販機の導入を提案しました。「おごり自販機」は、2人同時に自販機にカードをかざすと、ドリンクが無料で購入できる仕組みです。この2人というのが肝で、誰でもカードを持っているわけではなく、「グループリーダー・成績優秀者・スタッフ職」と「若手コンサルタント」がそれぞれ1人ずつ、同時に2人でカードをかざす必要があります。必然的に、購入時、他部署や立場の違う者同士で会話が生まれるため、コミュニケーション活性化につながるというものです。
カード保有者には、誰がカードを保有しているか記載された「フィードバックBOOK」が配られ、入社したての人でも誰に声をかければよいのか一目でわかります。
―導入して支社メンバーの反応はいかがですか。
導入前から皆さんに自動販売機にどのようなドリンクを入れたいか投票をしてもらったり、使用方法をアナウンスしたりしたことで、導入時からすぐに盛り上がったように思います。
―導入にあたって苦労したことはありますか。
対象者や効果検証の方法なども含め、運用のルール決めに苦労しました。最終的には西日本支社にとってどうなるのが一番いいのかを考え議論を進めていきました。
―自動販売機にトークテーマが記載されていますね。
毎月トークテーマを設定しています。これは、初めて話す人とも気軽に利用できるよう、コニュニケーションの手助けをしたいとの思いからです。導入を開始した最初の月は「本」をテーマにしました。おごり自販機導入と同時期に支社メンバーから不要になった書籍を集めて「社内図書館」の運用を開始しました。M&A業務に関する書籍のほか、ビジネス書などさまざまなジャンルの書籍を設置しています。
―今後おごり自販機をどのようなものにしていきたいですか。
さまざまな方とお話いただく機会をつくるツールの一つになれば嬉しいですね。「コミュニケーションは縦・横・斜め」とよく言いますが、今回は他部署の先輩など普段なかなか関わることのない方と斜めのコミュニケーションをたくさん取っていただきたいと思っています。入社したばかりの方には特に、多くのコンサルタントと話すことで、先輩のいい部分を吸収し成長していってほしいです。総務として、支社メンバーが頑張って働くことのできる居心地の良い支社づくりを目指します。
利用者に聞きました!
・オフィス内でドリンクやお菓子を購入でき、従業員満足度も高まっていると思います。タバコを吸わない人にとっては、タバコミュニケーションの代わりにもなっていますね。
・これまで話したことがない方と利用した際、業務内容や困りごとを聞き、解決方法を考える良いきっかけになりました。西日本支社は、今年度支社の一体化をテーマに取り組んできましたが、本企画により一層一体感が高まったと思います。
プロフィール
日本M&Aセンター 総務部
三石 朝子(みついし・あさこ)
大阪府出身。
前職はIT企業勤務。2023年1月、日本M&Aセンター入社。
総務部の西日本支社担当として、福利厚生の企画運営、サテライトオフィスの新設、管理など幅広く総務業務に従事。