日本M&Aセンターでは、4~12月の9か月間で年間目標を達成した営業社員と、功績を挙げた営業スタッフ職を対象に、毎年1月に優秀者研修旅行を実施しています。2023年度の行き先は、アメリカ・ダラスとタイ・バンコク!ビジネスパーソンとして視野を広げ、視座を高める充実した時間になりました。
この優秀者研修旅行は、社内では通称「Another Sky」と呼ばれています。ヨーロッパやアメリカ、ASEANなどを舞台に、外部講師による講話やグループワークなどを通じた学びはもちろん、現地ならではのアクティビティ・自由時間や食事会もあり、充実したプログラムとなっています。
5泊7日にわたりテキサス州北部にあるダラスで開催された研修旅行。
ダラスとヒューストンで行われた研修では、M&A投資銀行の大手Generational Group社により「ミッドキャップセクターにおける大手M&Aファーム」について講演いただきました。
在ダラス日本国名誉領事の七条 恒氏による「テキサス州のビジネス・経済事情」について、また大手自動車メーカーによる「北米事業」についての講演などを通してアメリカのM&A市況とテキサス州の主要産業に触れ、参加した社員も積極的に質問をしていました。
オプショナルツアーは、ダラス市内の観光とヒューストン宇宙開発センターへ!
参加者の感想
——Another Sky ダラスへのご参加はどうでしたか?
現地M&Aブティックの講演が面白く、印象に残っています。彼らの評価手法によれば、「DCF」を主として算出されるものの、譲渡案件のネームバリューなどで倍率が左右されるということで、日本との違いを感じました。お話を伺ったことで、日本M&Aセンターの緻密な企業評価やマッチングは、世界でも通用する!と自信を持てました。
——NBA観戦はいかがでしたか?
NBAの観戦は、超大型アリーナで接戦を目にすることができ、本当に大興奮でした!米国では、バスケにとどまらずスポーツとビジネスが密接に関わり合っているので、その雰囲気を味わえたことも醍醐味でした。今回得た知見を活かし、広い視野、そして常識にとらわれない考え方を改めて身につけていきたいと思います。
3泊5日にわたってタイで開催された研修では、今後タイでのM&A支援につなげることを目的に、タイの文化や経済を学びました。タイといえば、日本M&Aセンターグループは2024年1月にタイ現地法人を設立。今最も熱いタイで、3名のM&A経験を持つオーナーにご登壇いただき、M&Aの経緯や概要、心情などを話していただきました。
後半では、お待ちかねのタイ現地法人訪問!メンバー紹介やオフィスツアーなども行い交流を深めました。
タイのオプショナルツアーは、アユタヤ遺跡とパンパイン宮殿、水上マーケットへ!
参加者の感想
——参加してみて何が印象に残っていますか?
これまで海外のオーナーのM&A案件について、どのように受託しているのか、詳しく知る機会がありませんでした。しかし今回、現地オーナーにお話を伺う機会があり、M&Aの相談をした背景事情や、日本企業に譲渡したい理由など、直接聞くことができて貴重な機会となりました。
社内のハイレベルな方々と共に参加することができた経験を、今後の糧にし、来年以降も参加できるようこれまで以上に励みます!
拠点や部署の枠を超えた、普段ない社員同士での交流もぐっと深まるのが「Another Sky」の大きな魅力。参加者は大いに学び、刺激を受けました。今回参加できなかった社員も、「来年こそは」と気持ちを新たにしているようです。来年度の開催も楽しみです!