日本M&Aセンターは、CSR活動の一環として全国各地の学校で出前授業を行っています。
今回、東京都多摩市にある帝京大学小学校で、「会社のピンチを救う!M&Aってどういうもの?」をテーマにした授業を行いました。日本M&Aセンター コンサルタント戦略営業部の清信 妙華(きよのぶ・たえか)さんが先生を務め、M&AやM&Aコンサルタントの仕事についてお伝えしました。
帝京大学グループである帝京大学小学校は、平成17年4月に帝京大学八王子キャンパス内に開校。平成24年には新国立競技場の設計者である隈研吾氏設計の新校舎ができました。最先端の設備と自然を調和させたとても素敵な学舎です。
帝京大学小学校はキャリア教育に力を入れていて、全学年を対象とした「キャリアパスポートデー」を実施していて、企業や団体から仕事の魅力や大変さ、働くことの意味などを学んでいるそうです。今回の出前授業には、6年生14人が参加しました。
授業では、M&Aがどういうものか、なぜM&Aが社会に必要なのか、動画も使いながら解説。企業と企業の結婚に例えられることやM&Aのマッチング(組み合わせ)の重要性などについて伝えました。また、日本にある企業の数や後継者がいない企業の数などをクイズ形式で出題すると、児童のみなさんも大いに盛り上がりました。
M&Aコンサルタントは、会社と会社の架け橋になる仕事だと説明し、やりがいや魅力も発信。譲渡企業の経営者から「日本M&Aセンターに出合えてよかった。本当にありがとう」と涙ながらに感謝された経験を紹介しました。
後半では、M&Aコンサルタントの仕事をより深く、そしてより楽しく学んでもえるよう、企業カードを使ったマッチンググループワークを実施。M&Aをして相乗効果を発揮できると思うマッチングを考えてもらいました。児童のみなさんは、一生懸命に議論をして、「学習塾×お菓子製造会社」や「魚屋さん×トラック会社×鉄道会社」など、小学生ならではの視点で最高のマッチングを発表してもらいました。発表を聞いた清信さんも、「相乗効果も実際に起こりうる可能性が高い素晴らしいマッチングばかりで、良いアイデアをもらいました」と感想を伝えました。
最後に清信さんから、児童たちへのメッセージとして、「少しでも気になることや学んでみたいと思うことには全力で取り組んでみてください」とエールを贈りました。
清信さん自身も、大学生の時に公認会計士の資格に出合い、勉強に熱中し、資格を取得したことが今のキャリアにつながっていると話し、「1つのことを突き詰めると、そこからさらに世界が広がっていくので、今後の生活も楽しんでください」と授業を締めくくりました。
日本M&Aセンターは、パーパスに掲げる「最高のM&Aをより身近に」感じていただけるよう、これからも出前授業をはじめとした産学連携の取り組みを進めていきます。