日本M&Aセンターは、CSR活動の一環として全国各地の学校で出前授業を行っています。
今回、大阪府豊中市にある箕面自由学園小学校で、「会社のピンチを救う!M&Aってどういうもの?」をテーマにした授業を行いました。日本M&Aセンター 西日本事業法人部の大村 優波(おおむら・ゆうひ)さんが先生を務め、M&AやM&Aコンサルタントの仕事についてお伝えしました。
箕面自由学園小学校は、幼稚園・小学校・中学校・高等学校を併設する総合学園で、1926年に設立され、まもなく100周年を迎える歴史のある学校です。「なりたい自分を見つける」~子どもたちが夢を持ち、夢をかなえる意欲を育てる教育~を教育方針として、4年生から目標に合わせたコース選択や教科横断型の授業を取り入れるなど、知識や体験、想像力を養う環境が整備されています。
今回の授業には、5年生22人が参加しました。
授業では、M&Aってそもそも何なのか、なぜM&Aが社会に必要なのかを動画も使いながら解説。M&Aは企業と企業の結婚に例えられることや、良いM&Aはマッチング(組み合わせ)が大事であることなどを伝えました。また、日本にある企業の数や後継者がいない企業の数などをクイズ形式で出題すると、児童のみなさんも大いに盛り上がっていました。
M&Aコンサルタントの仕事について、会社と会社の架け橋になることだと説明。実際に大村さんが支援した事例も紹介し、「会社がなくならずに済んだ。ありがとう。」と言ってもらえて、喜んでもらえるやりがいのある仕事だと伝えました。
そして、M&Aコンサルタントの仕事をより深く、そしてより楽しく学んでもらえるよう、企業カードを使ったマッチンググループワークを実施。
M&Aをして相乗効果を発揮できると思うマッチングを考えてもらいました。児童のみなさんは、一生懸命に議論をして、「学習塾×不動産会社」「鉄道会社とキャラクターグッズ制作会社」などなど、小学生ならではの視点で導き出した最高のマッチングを発表してもらいました。発表を聞いた大村さんは、考えてもらった組み合わせがさらに良くなる実践的なアドバイスを送り、M&Aコンサルタントの魅力を発信しました。
最後に大村さんから、児童たちへ「私がこのM&Aの仕事を選んだのは、世の中の役に立ちたいと思ったからです。どんな仕事をする上でも共通することだと思います。これから、たくさん勉強して、遊んで、いろいろな経験を積み重ねて、日本を支える人材になってください」とメッセージを贈りました。
実は大村さんは、お父さんが小学校の先生をしているということで、出前授業の先生をやることを伝えたら喜んでいたそうです!
日本M&Aセンターは、パーパスに掲げる「最高のM&Aをより身近に」感じていただけるよう、これからも出前授業をはじめとした産学連携の取り組みを進めていきます。