2024年7月19日、第27回早稲田大学ビジネスプラン発表会が早稲田大学国際会議場 井深大記念ホールにて開催されました。
同発表会は、1998年に始まった日本で最も歴史ある学生ビジネスプランコンテストの一つで、今回で27回目を迎えます。今年度も、早稲田大学商学部設置科目 日本M&Aセンターホールディングス寄附講座「起業家養成講座Ⅰ」と連携。同科目履修者からの応募184件と、一般応募73を合わせた257件の中から、厳正な審査・選考を経て選出されたファイナリスト6チームが、情熱を込めたプレゼンテーションを披露しました。
学生によるプレゼンテーションの後、新規性・成長性・収益性・実現可能性・社会性・プレゼンテーションの各項目で審査が行われ、優勝(賞金30万円)、準優勝(賞金10万円)が発表されました。日本M&Aセンターからも、経営企画課長の横山逸郎さんが審査員の一人として参加しました。
通勤や通学で移動しながら配達を行う次世代の物流システムを提案する先進理工学部4年の佐藤 龍太郎さん
社会貢献型ポートフォリオアプリを提案する政治経済学部2年の関上 雄大さん
ケアマネジャーと介護者のマッチングプラットフォームを提案する商学部4年の藤原 啓吾さん
中価格帯の偽造品を摘発する真贋鑑定システムを提案する商学部1年の近藤 汰津樹さん
外国人留学生向け単発バイト探索・紹介サービスを提案する文学部4年の高宮 ゆり子さん
観光客と観光ホストをマッチングするプラットホームサービスを提案する政治経済学部4年 市川 優人さん
準優勝の近藤汰津樹さん(写真左)と関上雄大さん(写真右)
(写真中央)早稲田大学 産業経営研究所長 商学学術院教授 中出 哲氏
優勝した藤原啓吾さんと早稲田大学 産業経営研究所長 商学学術院教授 中出 哲氏
社会性の観点を重視したプランが多かった点が本当に素晴らしく、使ってみたいなと感じたプロダクト・サービスばかりでした。
フィージビリティの点では超えるべきハードルは感じましたが、ファイナリストの皆さんであれば、都度生じる課題を必ず乗り越えて行けると思います。次に問われるのは実行力です、ぜひ今回熟慮を重ねて考えたビジネスプランを実現していただきたいと思います。
皆さんの考案したビジネスにクライアント・カスタマーという立場で触れること、実業の世界でお会いできることを楽しみにしています。応援しています。
審査員と講師を務めた日本M&Aセンター 経営企画課長 横山 逸郎さん(写真右)、中小企業庁 財務課の田尻 雄裕課長補佐(写真中央)、寄附講座を統括する日本M&Aセンター 常務取締役 熊谷 秀幸(写真左)
第27回早稲田大ビジネスプラン発表会
開催日:2024年7月19日(金)
聴講者:「起業家養成講座Ⅰ」履修者/一般
主催:早稲田大学 産業経済研究所
協賛:ウエルインベストメント株式会社