
2025年11月20~21日の2日間にわたり、セールスフォース・ジャパン主催の「Agentforce World Tour Tokyo 2025」がザ・プリンス パークタワー東京にて開催されました。日本M&Aセンターの竹内 直樹社長と藤田 舞データマネジメント部長が登壇し、「人とAIが共創する次世代の営業手法とは?」と題してAIエージェントを活用した営業DXの取り組みを発表。多くの関心を集めました。
セッションでは、日本M&AセンターがどのようにSalesforceや営業向けAIエージェント「Agentforce for Sales」を活用しているかを紹介。2014年のSalesforce導入後のデータ蓄積について説明し、日報を5営業日入力していない社員はSalesforceにログインできなくなる「アカウントロック制度」といった日本M&Aセンターならではの取り組みも共有しました。竹内社長は「当社にとって情報は、金融機関におけるお金と同じ位置づけ。これからも飽くなき情報蓄積に取り組んでいく」と語りました。
「Agentforce for Sales」を活用したAIによる顧客フォローについては、見込み客へのメール送信や商談アポイント設定といったプロセスをAIエージェントが担い、実際にアポイントを取得した事例を報告。単なるAI導入にとどまらない経営革新について強い意志を語りました。

藤田部長はデモ画面を交え、日本M&AセンターのAIエージェント「AI MA★PY」が実際にどのようにメールを作成するかを説明。「忙しい営業担当者が、過去の大量の面談記録の内容までふまえてフォローメールを作成することは難しい」としたうえで、メール内容だけでなく、そもそもメールを送るべきかどうか等、お客様に対し最適な対応を行うための判断も、AIエージェントが行っていると解説しました。

セールスフォース・ジャパンの三戸 篤専務執行役員は、「テクノロジーの進化に合わせて、お客様の営業担当に対する期待は日々高まっている」とし、「営業担当がお客様のために使える時間は30%しかない。残りの70%は事務作業や社内調整に費やしている。このキャパシティの壁を突破する“リミットレスセリング”をイノベーション、テクノロジーの力で実現する」と語りました。

また、同社の製品統括本部 プロダクトマネージャーの伊藤 深雪さん、ソリューション統括本部 アソシエイトアカウントSEの笹崎 すずさんが、「Agentforce for Sales」最新情報を説明。ターゲティングやアポイント取得などにおいて、AIエージェントが24時間365日、パーソナライズされたやりとりをさまざまな言語で大量に同時進行するだけでなく、戦略立案や資料作成、実践練習、フォローアップ、分析などにおいても、AIエージェントが自律的に対応すると発表しました。AIエージェントによる営業支援は、新人営業の立ち上げ支援や商談品質の均一化にも寄与するとの成果が示され、同社の営業DXが次のステージへ進化していることが明らかになりました。

セッション会場は満員御礼で、参加者のAgentforceに対する高い期待が表れていました。M&A領域でも、AIエージェントによる営業支援は今後不可欠になっていく可能性があります。今後も日本M&Aセンターは、人とAIが共創する営業モデルの実現に向け、Agentforceを活用したDXを推進していく方針です。





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