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「働く・遊ぶ・休む」の循環が個人も会社も強くする・竹内直樹社長

「働く・遊ぶ・休む」の循環が個人も会社も強くする・竹内直樹社長

日本M&Aセンターでは2026年1月から、社員に向けて「働く・遊ぶ・休む」ことについてメッセージを発信しています。これは、働く・遊ぶ・休むをそれぞれ150%の力でやり切り、人生をさらに豊かなものにしていこうという想いが込められています。日本M&Aセンター 代表取締役社長 竹内 直樹さんに、この発信の背景や自身の体験談を聞きました。


難しい仕事だからこそ休むことを大切にする

―このメッセージを掲げた背景を教えてください。

私たちは、経営者に寄り添い、プロジェクトオーナーとして最後まで責任をもつ仕事です。経営者に感謝していただける、“手触り感”が強い仕事である反面、プレッシャーも大きい。性質上ハードワークになりやすく、その働き方自体を美化するつもりはありませんが、私自身は経営者として、その現実を前提に健全さと持続性をどう担保するかという問題に向き合う中で「どう休むか」考えることも非常に大事だと感じるようになりました。

―「休む」大切さについて、会社としてどのように浸透させていきますか。

まず、有給消化率100%を数字遊びではなく本気の目標として掲げます。そのためのポイントは、休みを宣言して準備して休むこと、自分が不在でも回る設計を標準化することだと考えます。そして大切なのは「なんとなく休む」ではなく「目的を持って休む」こと。目的が曖昧だと、休みは予定表の端で消えがちです。目的を言語化すると、予定が動きにくくなり、周囲の協力も得やすくなります。

社長が率先して休み、社内の雰囲気を変えていく

―社長自身は「休む」ことについて具体的にどんな取り組みをしていますか。

私は睡眠7時間、定期的な運動、会食は22時まで、というマイルールを持っています。
なんとなくではなくルール化することが肝心です。
加えて、年単位で先に楽しみな予定を入れていきます。 2026年には、家族で10日間の海外旅行を計画しています。気の置けない友人との毎年恒例のゴルフなど、遊びの予定も定期的にいれています。
社長である私が休むことで、周りに大きな負担をかけることは重々承知していますが、先に予定を決めて公表することで、私自身も周りもそこに向かって前向きに準備を進めます。精神的にも、楽しい予定があると毎日疲れて眠るのではなく“少し先のワクワク”で眠れる。人は希望があると粘り強く頑張れるものです。結果として仕事の踏ん張りもきき、中長期で物事を考えられるようになると思います。

自分自身の人生にも“語れるストーリー”が必要

―遊びは仕事にどう効いてきますか。

たとえばお客様との会話一つとっても、旅行やスポーツの話題の際、自分の経験した話ができると距離が縮まり、人間としての面白さが伝わりますよね。プライベートは仕事の敵ではなく、ループして仕事にもつながります。私たちの仕事は、自分よりはるかに経験豊富な経営者と向き合い、会社の歴史や想いを未来に承継します。だからこそ、自分自身の人生にも“語れるストーリー”が必要であり、社員にはモノだけでなくコト=経験に投資してほしいと考えています。そのほうが人間としての厚みが生まれ、言葉が相手に伝わります。

―学びの機会創出については今後どんな具体的施策を進めますか。

来期以降、自由参加での短時間研修を定例化します。テーマはすぐに使える実務直結型の内容、たとえばExcel/PowerPointの実践、語学、論点整理、データの見方などに絞り、学びも休みと同じく“先に予定化”する仕組みを整えていきます。

―最後に、社員へのメッセージをお願いします。

私自身が「働く・遊ぶ・休む」を先頭に立って体現していきます。すべてを150%で取り組むことで、人生はより豊かになると確信しています。

日本M&Aセンターでは、2026年3月にD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)推進の取り組みや社員インタビューをまとめた冊子「DIVERSITY & INCLUSION BOOK 2025-2026」を公開しました。以下よりご覧いただけます!

DIVERSITY & INCLUSION BOOK 2025-2026


竹内 直樹 代表取締役社長
1978年生まれ、広島県出身。
2000年にノンバンク入社、2007年に日本M&Aセンター入社。中堅中小企業・上場企業に対して買収提案を行う事業法人部の責任者として、10年にわたり、戦略的なM&Aを提案してきた経験を有する。譲受企業だけではなく譲渡企業の成長も実現する「成長戦略型M&A」を提唱。2024年4月、日本M&Aセンター代表取締役社長就任。
著書に『成長戦略型M&Aの新常識 M&Aは「特別な手段」から当たり前の戦略」へ』(2025年)、『どこと組むかを考える成長戦略型M&A』(2017年)がある。
社長就任後の2024年6月に育休を1週間取得。