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最高品質を常に追い求める ~お客様に最高の敬意を~

最高品質を常に追い求める ~お客様に最高の敬意を~

日本M&Aセンターグループは、「最高のM&Aをより身近に」というパーパス実現に向けて、8つのフィロソフィーを掲げています。

そこで、「#わたしたちのフィロソフィー」と題し、営業本部をけん引する11チャネルのトップにインタビュー企画をお届けいたします。

今回は、成長戦略チャネル部長の雨森 良治(あめもり・よしはる)さんです。

成長戦略の選択肢の受け皿がすべて揃っている

――はじめに、成長戦略チャネルの役割について教えてください。

成長戦略チャネルはミッドキャップと言われる年商10億円以上の未上場企業に対して、成長戦略として様々な選択肢を提供するのがミッションです。
成長戦略の選択肢としては、①会社を譲り受けて業容を拡大したり、②大手の上場企業やファンドに譲渡したり、③IPOを通じて会社の知名度向上を図ったりと様々です。
日本M&Aセンターでは、ミッドキャップのEXIT先として約120社の国内PEファンド、3,000社超の上場企業とつながりをもちつつ、J-AdviserとしてTOKYO PRO Market(東京プロマーケット)上場を支援する専門部署(TPM事業部)もあります。ミッドキャップの成長戦略を語るうえですべての選択肢に応える受け皿があることが日本M&Aセンターの強みです。

――雨森さんは前職で百貨店に勤務されていましたが、どんな経緯で日本M&Aセンターに入社されたのですか。

百貨店は30歳の時に辞めて、海外に職を求めて欧州にてバックパッカーをしていたんです。ヨーロッパを7カ国ほど回りながら同じように海外を巡っているバックパッカー達と交流していると、皆私以上に日本のことをよく知っていて、口を揃えて「日本は良い国だ」と言うんです。彼ら彼女たちの話を聞くうちに、だんだんと「海外が認める日本をもっと良くするために働こうか」という気持ちになってきて、日本に帰国しました。
帰国後はアメリカの公認会計士の資格を取得するために勉強していたのですが、その時にM&Aを知り、なんとなくこれを仕事にできたらかっこいいなと。その後、外資系のコンサルタント会社に勤務したのちに日本M&Aセンターに入社しました。

――日本M&Aセンターに入社していかがでしたか。

百貨店はBtoCですが、M&A仲介業はBtoBビジネスです。百貨店では毎日多くの商品が売れていましたが、この仕事はそういうわけにはいきません。仕事も顧客もゼロスタート、とにかく覚えることが次から次へとありましたので、勉強の毎日で充実していました。
配属先は大阪支社(現西日本支社)で、その後大阪法人部の部長になり、支社長まで務めました。名古屋支社長を兼任したり、福岡営業所の立ち上げに関わったり、広島の初代営業所長を務めたりもしましたね。西日本の主要拠点の立ち上げに携わったことで、その土地ごとに多くの企業、士業、金融機関の方々と出会えました。その後、TPM(東京プロマーケット)事業部部長になり、現在はM&A後の譲渡オーナーをサポートするグループ会社・ネクストナビの社長も務めています。社内を見渡してもダイレクトからネットワーク、M&A以外の新規事業まで広く経験している人材は希少かと思います。

――この仕事の魅力はどこにありますか。

私は「誰と仕事をするか」という点を重視しているんです。私は「勝てないな」と思えるような尊敬できる経営者に会うのが好きで、それが仕事の軸になっています。
この仕事の魅力は、良い経営者と一緒に仕事ができるところでしょうか。良い経営者というのは、真面目に経営と向き合っていて、従業員さんのことをよく考えていて、成長意欲をもった人格者のことです。そんな経営者と仕事をするとき、何かこの人の役に立ちたいと思えて私も楽しいですね。

尊敬する相手に敬意を払うのは当然のこと

――フィロソフィーの1つである「お客様に最高の敬意を」はなぜ日本M&Aセンターに必要だと思われますか。

私たちのお客様は経営者です。経営者にはゼロイチで会社を立ち上げて大きくした創業者もいますし、先代から引き継いで事業を軌道に乗せた2代目、3代目経営者もいます。どちらも誰にでもできることではありません。そうした方々を尊敬しますし、敬意を払うことは当然のことです。その敬意を相手に伝えるためには、私たちも最高品質で応えなければいけません。「お客様に最高の敬意を」というのは、最高品質を常に追い求めることで経営者に敬意を払うことです。

――最高の敬意を払うために意識していることはありますか。

誰でもできる敬意の表し方として、スピード感は常に意識していますね。相談には速やかに応える、即断即決することが経営者にも求められていることなので当然とも言えます。誰にでもできることだからこそもっとも大切なことだと思いますし、敬意を表すわかりやすい指標の一つではないでしょうか。また、意外と相談できる相手が少ない経営者に安心して気軽に相談してもらうには、こちらの立ち振る舞い、スマートさも重要です。以前この2つは優秀なビジネスパーソンに必要な要素だと伝えていますが、今も大事にしているテーマです。

――最後に成長戦略チャネル部長としての抱負を教えてください。

ミッドキャップはまだまだ成長の伸びしろがあり、日本経済の成長に最も貢献する主役です。そして、ミッドキャップに有効な成長戦略を提案できるのは日本M&Aセンターだけだと確信しています。縁の下で支える存在に留まらず、伴走者、牽引者になるべきです。譲受け、譲渡、上場等すべての選択肢をテーブルに並べたうえで成長戦略を語り合うことができるメンバーがひとりでも多く育ち、活躍できるような舞台を整えるのが私の役割です。まだ見ぬ良い経営者を求めて、この市場をより大きくして日本の明るい未来に貢献していきたいと考えております。