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開設1周年!「MA COLORS」編集部の人に聞いてみた

開設1周年!「MA COLORS」編集部の人に聞いてみた

日本M&Aセンターグループの多彩な人を伝えるメディア「MA COLORS(エムエーカラーズ)」は、開設から1周年を迎えました(正確には1年と2か月)。普段は取材する側の編集長 金山哲平さん&副編集長 上田響さん(ともに広報・PR部)に、日頃どのような想いで制作しているのか聞きました。

開設のきっかけは社内報

―Webメディア「MA COLORS」を開設して1年経ちましたが、反響などはありますか?

編集長 金山:もう1年ですね、あっという間でした。毎日PV数をチェックしていて、月を重ねるごとに数値は増えてきています。もちろんまだまだ目指しているところには及んでいませんが、少しずつ届いているのかなと思うとありがたいです。当初は広報だけでやっていましたが、今は採用チームと連携して日本M&Aセンターの公式インスタグラムに掲載してもらったり、社内の各部門から取材を依頼されたりすることが増え、徐々に媒体として広がりが出てきていると感じます。

副編集長 上田:社内で「このまえのMA COLORS見たよ、あの人こんなことしているんだね」と声をかけてくださる方が増え、徐々に認知度が上がっている気がします。記事に出てくれた方から「周りからこんな反響があった」と教えていただくこともあり、そういった声を共有していただけると嬉しいです。

金山:提携先の方から、「記事のバリエーションが豊富で面白いね」という言葉をいただけた時は嬉しかったですし、社内でも、取材を依頼した時に「見てますよ」と言っていただける機会も多くなってきて、MA COLORSを知ってくれている方が増えてきている印象はあります。社内認知を上げるために上田さんが作ってくれたポスターをたくさん貼ったおかげですね。記事を公開した後は、公式SNSや社内チャットで発信もしていて、1人でも多くの方に記事を届けられればと取り組んでいます。

―記事はどういう体制で作っているんですか?

上田:元々、毎月8~12ページ程度の社内報を制作し全社員に配布していて、そのコンテンツを社外にも発信できないかというところからスタートしました。社員が190名の時に、社員の顔と名前はなんとなくわかるんだけれども、新しい人がわからない、何をしている人なのかわからないという状況になって、広報発案で社内報制作を始めました。私は初期から制作に携わっていて、今は社内報編集長です。最初は4ページで手づくり感あふれる内容だったのですが、最近は進化していて、さまざまなコーナーを企画し、1,000名を超える社員に向け、スピーディーに情報発信しています。

金山: MA COLORS独自コンテンツと社内報と共通するコンテンツがあり、基本的にどちらも、企画から取材、記事作成、写真撮影、デザイン等に至るまで編集部で完結しています。外注はしていなくて、グループのことは社員である私たちが一番知っていますし、情報をタイムリーに届けられるメリットもあります。

この1年は、とにかく記事の数を出してコンテンツを充実させることを目標にやってきました。週に2本ないしは3本の記事を公開していましたが、振り返るとそれだけ取材ネタがあることも日本M&Aセンターグループならではなのかもしれませんね。

編集長・金山哲平(広報・PR部)

金山:毎週、編集会議をやっていて、記事の進捗や公開スケジュールの確認、アイデア出し、取材でどんなことを聞くか、あの記事はどうだったああだったと思っていることは何でも話しています。会議という名目ですが、楽しく読める記事を考えるアイデア出しやネタ探しがメインなので、雑談が多くて、時にはスイーツを食べたりしながら自由な雰囲気をつくるようにしています。また編集会議とは別で、日本M&AセンターのHPやWebサイト全般を扱うデジタル推進部とも月に1度会議を行っています。細かな数値分析や傾向などを共有してもらい、より良いコンテンツを届けられるようにしています。

上田:編集部内でも、私は中部支社所属ですし、中四国支店所属のメンバーもいるので、会議はオンラインで行っていますが、あまり距離の壁無く気軽に相談できる関係です。取材のときもオンライン取材、撮影のみ東京のメンバーで対応ということが多いです。

副編集長・上田 響(広報・PR部)

金山:1記事1記事すべてに社員の想いが詰まっているので、多くの人に読んでいただける方法を常に試行錯誤しています。定期的に記事のリライトもして、鮮度を保てるようにしています。

―楽しいこと、大変なことはありますか

上田:MA COLORSをきっかけにたくさんの方と話すことができるのは大きなやりがいです。取材を通じ、その方の人柄やこれまでの人生を垣間見ることができます。中部支社にいながら、今はオンラインで取材ができるので、普段会えないような全国のいろいろな方のお話を聞けて、すごく面白いんです。取材時はオンラインでの会話だったとしても、全社員がリアルで集まるイベント等で直接ご挨拶できたりすると、「わ~画面越しに見ていた〇〇さんがいる!」と感動します(笑)。
私は3人の子どもを育てているので、自分と同じように子育て中の方のインタビューの時などは、私自身が気になることを聞いて、仕事と家庭の両立をするための参考にしています。

 大変なことは、記事を書き続ける必要があり、1つの記事に費やせる時間が限られていることです。短時間で多くの人に伝わる記事を量産するのは、正直まだ慣れません。

明確なビジョンや考えを持つ“かっこいい人”を発信する

―金山さんは前職はアナウンサーですが、仕事の違いを感じるのはどんなところですか。

金山:アナウンサーとの違いは、自分の声や表情を使って発信しないところでしょうか。ただ、人の想いや事象の魅力、意義を発信することは変わらないです。例えば社員インタビューひとつとっても、社員のバックボーンや入社経緯はそれぞれ異なるので、純粋にそれを聞けるのは楽しいですし、どういう言葉選び魅力を最大限伝えられるか考える。中でもご家族や親族が会社を経営している人が多いのは、日本M&Aセンターならではかもしれません。明確なビジョンや考えを持っている人が多いので、個人的にも刺激を受けます。たとえば業種特化3部 部長の竹葉聖さんは、「学ばない日を作らないようにしている」「社会人のいいところはインプットをすぐにアウトプットできるところ。学んだことをすぐに生かす場面がある」と話していて、その通りだなと勉強になりました。

取材をする上で意識しているのは、「社外の人の心持ちでインタビューをすること」。取材相手は、私が広報の人間だと知っているので、社内では当たり前の情報や用語が出てきます。原稿を書く際にはなるべくわかりやすく言い換えますが、細かいニュアンスは人によって違うこともあるので、伝えたい想いをしっかり発信できているか、意識して気を付けています。あとは、初めて話す人もいるので、月並みですが出身地の話や部署の話などをして、なるべく本音が出るように、話やすい雰囲気を作ることです。

―今後は金山さんのインタビュー動画も企画中なのでご期待ください。印象に残っている記事、ぜひ読者に勧めたい記事はありますか。

金山:全部です!

―すみませんが何か選んでください。

金山:難しいですが、印象に残っている記事は、九州支店の諸井拓也さん(九州法人部部長)です。諸井さんとは、成約式のメディア誘致を担当した案件で何度か一緒で、MACOLORSで取材をして同い年だと分かり、純粋にかっこいいなと思いました。
諸井さんは、今年度から部長にもなり九州支店を盛り上げているので、負けないように自分も頑張らないと、と刺激を受ける存在ですね。中四国支店副支店長の東田昌太さん(金融法人部)の記事もですが、地方創生に貢献したいという人も多くいます。お2人はまさに地元で取り組んでおられるので、地方創生に貢献したいと考える人はぜひ読んでほしいです。

上田:私のイチオシは、M&Aキャリア34年!業界随一のベテランコンサルタントに聞いたM&A仲介の魅力」というタイトルの、臼井 智さん(成長戦略開発センター 統括)のインタビューです。これは「レジェンドに聞く」というシリーズで、キャリアの長いM&Aコンサルタントに話を伺うコーナーです。臼井さんは前職の山一證券時代も含めM&Aキャリア34年の大ベテランで、その経験から得た学びなどを伺いました。臼井さんはとにかく楽しそうにお話されるんです。「レジェンドに聞く」コーナー取材は、私も気合が入り、良い意味での緊張感があるのですが、あまりに楽しそうに話されるので、私もついつい聞き入ってしまいました。

また、中部支社の古市 光さん(コンサルタント戦略営業部)の「ワーパパインタビュー!M&Aコンサルタント×育児の両立のカギを聞きました!」も、ぜひとも読んでほしい記事の一つ。古市さん、若いのに本当にすごいんですよ。グループリーダーで成果もあげながら、18時に退社されていて。名言もたくさんあり、響きました。ワーパパ以外の方にも刺さる内容だと思います。

―今後MA COLORSをどういうメディアにしていきますか。

上田:MA COLORSの名前の由来にもある通り、日本M&Aセンターグループのキラリと輝く人たちをたくさん紹介していければいいなと思います。志が高く尊敬できる方がまだまだたくさんいるので、こんな素敵でかっこいい人がいるということを多くの方に知っていただきたいです。

金山:日本M&Aセンターグループのことを知るならMA COLORSだというブランドを確立したいです。編集部の力だけではできることではないので、想いを持ってM&A業務に取り組む社員をより多く発信して、共感を呼べる情報を届け続けたいです。今はテキストの記事中心ですが、今後は動画も織り交ぜながらやっていきたいですね。オウンドメディアを運営されている企業の方とは、ぜひ交流したいなと勝手に妄想しています。

―日本M&Aセンターでの広報の仕事はどうですか。今後やりたいことはありますか。

 金山:広報といっても幅広い業務に携わることができると思います。前職、メディアにいた人や雑誌をつくっていた人、デザインが得意な人など、多様なメンバーがそろっているので、スキルや知識の面で困ったときは、部署内で助け合っています。クリエイティブな広報スキルが学べて活かせる環境ですね。

 上田:私は広報・PR部に配属されて、1年と少し経ちました。転部前から「広報は忙しい」というイメージがあり、実際にその通りでしたが(笑)、徐々に成長できていると感じます。周りのメンバーが温かく、楽しんでこの仕事をしている印象があって、部全体でもっと、日本M&Aセンターグループの良さを発信したいと思います。拠点が離れていて、リモートでのやりとりが多いので、やりにくそうに思われるかもしれませんが、じつはそうでもありません。聞きたいことがあればいつでも気軽に聞き、助けを求められる雰囲気があります。しいて言うなら、東京のメンバーが盛り上がっているときに、そこに入れないのが少し寂しいくらいです(笑)。